Wantedlyの特徴や評判、採用成功の秘訣を徹底解説
スタートアップをはじめ、多くの企業で活用される採用媒体Wantedly。
従来の「条件」ではなく、「想い」や「価値観」を重視した採用を可能にする採用媒体です。
Wantedly ならではの特性を理解した運用を行うことで、効果を最大限に引き出せます。
本記事では、Wantedlyの概要を説明した上で、Wantedlyで成果を向上させるための秘訣を、「スカウト」と「自己応募」の2つの側面から徹底的に解説します。
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Wantedlyの概要
運営会社:ウォンテッドリー株式会社
登録者数:414万人(2025年1月時点)
導入社数:4.2万社(2025年1月時点)
料金:成功報酬なしの定額制
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Wantedlyの特徴
中途・新卒・インターン・業務委託まで幅広い採用に使える
特定の雇用形態に特化している採用媒体が多い中で、Wantedly は中途採用、新卒採用、インターンシップ、さらには業務委託の募集までに対応している採用できる人材の幅の広さが特徴です。
さらに、募集(求人)は無制限に掲載が可能なので、掲載数を気にせず、
企業の成長フェーズや採用戦略に合わせて、幅広い雇用ニーズに応えることができるのは嬉しいポイントです。
年齢層としては、Wantedlyは20〜30代の若手層が約7割を占めるため、ハイクラス層の採用をしたい場合にはビズリーチなど他の採用媒体と組み合わせると良いでしょう。

出典:ウォンテッドリー株式会社「2025年8月期 Q1決算説明」
給与や福利厚生の「条件」ではなく、「想い」を重視した設計

「想いを採用の武器にする」が掲げられたWantedlyは、企業のビジョン、ミッション、カルチャー、事業内容、働く人々などの「想い」を伝えることを重視した設計になっており、募集に給与や福利厚生などの待遇を記載することが制限されています。
そのため、条件ではなく、心から企業の価値観に共感した人材とのマッチングが期待できます。
もし待遇を記載してしまったら…?
もし、待遇を記載するなどのガイドラインに沿わない募集を出してしまうと、募集一覧の「おすすめ」箇所での表示ランクが上がりにくくなる他、広告出稿もできません。
運営から連絡が届いたら、すぐに修正するようにしましょう。
求人タイトルの制限が多い
Wantedly の求人タイトルには複数の制限事項があります。
NG例①タイトルに選考会・採用フェーズが記載されている
Wantedlyでは、企業と候補者がお互いの理解を深めるために「カジュアルに話を聞きに行く」体験を大切にしています。
そのため、「選考会参加でスピード内定可能!」「優秀な方は面接免除!」といった採用フローに関連する表現はNGです。
NG例②タイトル、またはカバー写真に「未経験」の文言が使われている
Wanredlyでは、「未経験」の文言を使うことができません。
ただ、「経験がなくても挑戦できます!」「0からマーケターを目指しませんか?」「異業種からのチャレンジもOK!」などと言い換えれば記載が可能です。
NG例③タイトルの文頭または文末の文字が記号で囲われている
<>「」【】等のカッコや、/などの記号でタイトルの一部を強調することはできません。
なお、使用した際には以下のようにアラートが出る仕様になっています。

ではどんなタイトルにすれば良い?
Wantedlyでは、「どんな人と働きたいか」「仕事のやりがいや魅力」+「募集職種」のタイトル表記を推奨しています。
例
・会社の事業を成長させリスクを減らしたい!法務ポジションWanted!
・Webディレクターからマーケターへとキャリアを広げませんか?
・組織は人だ。顧客の事業拡大に寄り添うCSを募集!
・セールス|経験はなくてもチャレンジ精神旺盛な方、お待ちしています!
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採用広報媒体としても利用できる
Wantedly は単なる求人媒体としてだけでなく、企業の魅力を発信する採用広報媒体としても活用できます。
ストーリー機能を通じて、日々の業務内容、プロジェクトの裏側、社員インタビュー、イベントレポートなど、様々な情報を発信できます。テキストだけでなく、写真も好きなだけ掲載が可能です。
ストーリーから企業のリアルな姿を知ることができ、求職者は入社後のイメージを持ちやすくなるため、ミスマッチの低減にも繋がります。
また、会社ページの項目も充実しており、所在地や設立日などの基本情報のほか、ミッション、価値観、メンバー情報を掲載することができます。
Wantedlyが用意した「カスタマーファースト」「最初から最後まで責任を持つ」「プロダクト愛」など40以上の選択肢から、企業が大切にしている価値観を選べる機能もあります。
有料プランが終了しても会社ページやストーリーは残り、内容の編集も可能です。Wantedlyにて募集やスカウトを行わなくなっても、一度契約すれば、採用広報媒体として残り続ける点も特徴と言えるでしょう。
関連記事:【最新版】ダイレクトリクルーティングサービス17選比較!各媒体の特徴や料金体系などを解説
Wantedlyの料金
Wantedlyの料金は月額5万円〜の月額制で、成果報酬はありません。
プランは3種類存在します。
- ライトプラン(月額5万円〜)
- スタンダードプラン(月額15万円〜)
- プレミアムプラン(月額22万円〜)
6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月契約があり、長期契約するほどお得になります。
Wantedlyの評判|人事目線
Wantedlyを活用した企業からは、次のような評価が寄せられています。
- スタートアップ環境に共感し、成長意欲のある人材が集まる
- スカウト返信率が高い
- 採用コストが低く抑えられる
- 他の採用チャネルへの波及効果
具体的な評判を見ていきましょう。
これまで67名の方をWantedly経由で採用しました。
やはり「共感型」の採用メディアを経由して入社された方ですから、スタートアップの環境に魅力を感じ、成長意欲を持ってポジティブに働いていただいています。
また、執行役員や開発チームのエースなど、コアメンバーとして活躍する方はWantedly Admin経由の採用が多いですね。
スカウトの反響はいかがですか?
新規事業メンバーや事業推進マネージャーなど返信率が高いものは60%ほど、平均して20%程度なので、期待以上だと思います。
履歴書や職務経歴書だけでは読み取れない、候補者が大切にしている価値観やこの先やってみたいことなど、よりパーソナルな部分がプロフィールから確認できるので、 弊社のカルチャーにフィットするかどうかや業務内容への適正などをこちら側で判断し、「あなたのこんなところが弊社に合うかもしれません。一度話を聞きに来ませんか?」とカジュアルなメッセージを送れるのも魅力です。
利用している採用サービスはWantedlyのみのため、月額利用料しか採用コストはかけていません。デザイナー以外も含めてコンスタントに採用できているため、おそらく約2万円以下で採用単価は抑えることができています。
特にデザイナー・エンジニアに関しては、半年以上、一番最初に出した募集にエントリーが毎日のようにきています。
Wantedly以外でエントリーのあった学生に話を聞いてみると、「実はWantedlyというサイトで◯◯さんのストーリーを見て、面白そうだと思いました。」や、「Wantedlyのあの記事読んで応募しました。」という声をもらうようになったんですよね。続けていれば他の採用手法にも良い影響がでることを実感しました。
Wantedlyスカウト運用のコツ
ここでは、Wantedlyスカウト運用における成功のコツについてご説明します。
また、Wantedly運用代行についてはこちらの記事をご覧ください。
【2026年3月最新版】Wantedly運用代行会社5選比較!失敗しない選び方や注意点を紹介
①職種は検索項目に加え、検索ワードを使いこなす
Wantedly の検索項目は、職種の括りが大きいです。例えば、「フロントエンジニア」を探したい場合でも、検索項目としては「エンジニアリング」といった広いカテゴリしか選択できません。
また、「直近何の職種を経験しているか」を設定している候補者が多く、過去経験した職種や兼任している場合は片方しかヒットしません。
そこで、検索ワードを積極的に活用しましょう。
フロントエンジニアの場合は、「JavaScript」「TypeScript」「HTML」「CSS」「React」「Vue.js」「Angular」など、具体的な言語やフレームワーク・ライブラリを入力することで、より自社の求める人物像に近い候補者を見つけ出すことができます。
②地域は検索項目設定しない
Wantedly登録時、「関東」「九州・沖縄」などの地域の設定は必須ではなく、設定していない候補者も多くいます。地域を検索項目で設定してしまうと、検索結果に表示されない人材が出てくるのです。
そのため、地域で絞り込みたい場合は、検索項目を設定せず、都道府県や地域名、大学名を入力して検索するようにしましょう。
③「意欲の更新時期」が直近かつ意欲「探している」の人を狙う
Wantedlyでは、「意欲の更新時期」と、転職または副業への「意欲」を絞り込んで検索できます。
意欲の更新時期が直近で、意欲を「探している」にしている候補者は、最近転職活動や副業探しを始め、積極的に情報収集をしている可能性が高いです。
これらの条件に合致する候補者に絞ってスカウトを送ることで、返信率を高めることができます。
ただ、条件によっては表示される候補者が少なくなる場合もあります。その時は、意欲を「いい仕事があれば」まで拡大するなど条件の緩和を行いましょう。
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④「新着スカウト」で絞り込む
「新着スカウト」は、直近1ヶ月以内にスカウトを受け取ることができるようになった候補者のことです。具体的には、以下のいずれかの条件に該当する候補者が表示されます。
・直近1ヶ月以内に Wantedly に新規登録した
・直近1ヶ月以内にスカウト受け取り設定を変更した
「新着スカウト」に該当する候補者は、まだ多くの企業からスカウトを受けていない可能性が高いため、早めにアプローチすることで、自社のスカウトが目立ち返信を得られやすくなります。
また、他社に先駆けて接点を持てるので、選考・内定辞退の可能性も少なくなります。日々ログインして、「新着スカウト」に該当する候補者がいないかチェックするのがおすすめです。
⑤「自社への興味」で絞り込む
Wantedly では、候補者が過去に自社のストーリーや募集を閲覧したり、ブックマーク・いいねを押している候補者を絞り込めます。
これらの「自社への興味」を示している候補者は、すでに自社の理念や事業内容に一定の関心を持っている可能性が高いため、スカウトへの反応も期待できます。積極的にアプローチしましょう。
⑥「この先やってみたいこと」に触れる
スカウトメッセージを作成する際には、候補者のプロフィールに記載されている「この先やってみたいこと」に注目しましょう。
候補者のWillに寄り添ったメッセージを送ることで、「この会社なら夢を実現できそう」「自分にぴったりの会社かも」と思ってもらえるため、返信率を高めることができます。
⑦スマホに合わせた文章量になっているか
Wantedlyは、スマホアプリが存在し、スマホでの閲覧が主流です。長文のスカウト文面は、スマホ上では読みづらく、離脱される要因になることがあります。
文面はスマホで見て2〜3スクロール以内に収めることを意識し、冒頭で「あなたにこのスカウトを送った理由」「働き方や業務の希望にマッチしていること」などを端的に伝えましょう。
また、改行や箇条書きを適切に使い、視認性を高めることも大切です。
求人票と被る内容は要約し、「詳しくは求人票をご覧ください」とするなど、情報は極力削ぎ落とし、候補者の関心を惹く情報に絞ることで、最後まで読んでもらえる確率が高まります。
⑧返信のハードルを下げる
「まずはカジュアルに話しませんか?」という一言は、よく見かける表現ですが、カジュアル面談を初回接点とする企業が増えただけに、それだけでは大して返信のハードルが下がらないのが実情です。
本当に返信のハードルを下げたいのであれば、「画面オフでの参加OK」「30分の電話でも可」「準備一切不要、合否はつかないので、ラフに情報交換しましょう」などを明記しておくことで、返信をもらいやすくなります。
『「興味あり」とだけお返事をいただければ、すぐに日程調整いたします』などと記載し、候補者の返信工数を下げる工夫をする企業もあります。
スカウトについて興味のある方は以下もご参考下さい。
スカウト返信率を上げたい時に見落としがちな7つのポイント
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Wantedlyで自己応募を増やすコツ
①ストーリーで定期的に発信し続ける
Wantedly における自己応募を増やすため重要な施策の1つが、ストーリーを通じて定期的に発信し続けることです。
地道な活動ではありますが、社員インタビューや経営層の想い等を継続的に発信していくことで、求職者は企業のリアルな雰囲気や働く人々の想いに共感しやすくなります。結果として、エンゲージメントが高く、ミスマッチの少ない応募の増加に繋がります。
とはいえ、何を発信したら良いか迷う方もいらっしゃると思います。そんな時には、Wantedly利用企業の取り組みを称える「Wantedly Awards」に選ばれた企業を参考にするのがおすすめです。
「想いが伝わり、読了されるストーリーを届けた企業」に贈られる「STORY CRAFT」部門のGOLDに株式会社リーディングマークが選ばれています(2024年)。
同社のストーリーには、社員インタビューや、取締役社長が語るミッション・バリューへの想い、社内イベントなどがコンスタントにアップされています。
SILVER、BRONZEに輝いた株式会社HAREと千株式会社のストーリーURLも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
▶︎株式会社リーディングマークのストーリーを見る
▶︎株式会社HAREのストーリーを見る
▶︎千株式会社のストーリーを見る
なお、社員インタビューを行う際は、ポジションや役職ごとに質問内容をまとめたインタビューシートを作成しておくと便利です。
②募集への応援(SNS共有)を増やす
募集を公開したら、応援(SNS共有)を増やすことが大切です。「応援」とは、募集をSNSで拡散できる機能のことで「応援」が大切な理由は3つあります。
1つ目は、単純にSNS拡散により、より多くの人の目に触れるからです。
2つ目は、「応援」が増えることで「人気」の枠にピックアップされる可能性が上がるからです。
Wantedlyの募集は、おすすめ / 新着 / 人気の3種類の基準で並び替えることができます。
「人気」の並べ替えについては、PV数やエントリーの他、「応援数」など複数の指標に基づいて計算されたスコアの順に表示されるのです。
3つ目は、従業員が自社の情報を積極的に発信していると、従業員が企業に対して高いエンゲージメントを持っていることの証になるからです。
従業員や知人にも積極的に「応援」を依頼するのはもちろん、自分自身で「応援」することも忘れないようにしましょう。
③求人をコピーして新規求人としてアップする
Wantedlyでは、定期的に求人情報を更新したり、再掲したりすることで、「おすすめ求人」欄に掲載されやすくなるとされています。
そのため、古い求人はそのまま放置しないようにしましょう。目安として、公開2週間で応募が0、またはPVが200以下の場合は一度取り下げて、再掲をおすすめします。
④社員紹介ページを充実させる
Wantedlyでは、どんな人とどのようなチームで働くのかを重視するユーザーが多く見られます。
募集には、最大4人までメンバーを掲載できます。募集内容と親和性の高いメンバーを選び、できるだけ4人掲載するようにしましょう。
掲載する際は、顔写真や経歴などの基本情報だけでなく、自身がインタビューされたストーリー記事などもあると、より人柄が伝わりやすくなります。
プロフィールが埋まっていないメンバーには記入を促すことも必要です。Wantedlyアカウントを持っていないメンバーがいる場合は、アカウントを作成してもらい、会社ページとの紐付けを行いましょう。
写真のテイストを揃えるなど、トンマナに一貫性を持たせることで、企業としてのブランディングにもなります。
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まとめ
Wantedlyは、スタートアップ企業を中心に、従来の給与や福利厚生といった「条件」ではなく、企業の「想い」や「価値観」に共感する人材とのマッチングを重視した採用媒体です。
中途、新卒、インターン、業務委託など幅広い雇用形態に対応し、企業の魅力を発信する採用広報媒体としても活用できます。
スカウト利用時のコツとして、職種や地域を絞り込む際には、検索項目だけでなく、具体的なキーワードを駆使してターゲットを絞り込むことが挙げられます。また、「意欲の更新時期」や「新着スカウト」機能を活用することで、よりアクティブな候補者に、競合他社に先駆けてアプローチできます。
スカウトメッセージは、候補者の「この先やってみたいこと」に触れ、共感を促す内容にすることが重要です。スマートフォンでの閲覧を考慮し、簡潔で読みやすいメッセージを心がけ、返信のハードルを下げる工夫もしましょう。
自己応募を増やすためには、ストーリー機能を活用し、企業のリアルな情報を定期的に発信することが不可欠です。従業員に募集の「応援」(SNS共有)を依頼したり、プロフィールを埋めてもらったりと社内への働きかけも必要になります。
関連記事:【2026年3月最新版】中途エンジニア採用媒体比較23選|料金・選び方を徹底解説
本記事で解説したコツを参考に、Wantedly を活用してくださいね。
◼︎監修者情報

株式会社ノックラーン代表取締役 福本 英
株式会社ビズリーチ(現Visional)で約100社のスタートアップ/ベンチャー企業・外資系企業・日系大手企業の中途採用コンサルティングに従事。その後、AIスタートアップにて採用全体を統括し、上場に貢献。2022年に株式会社ノックラーンを創業し、3期目で株式会社エアトリ(東証プライム上場)へグループイン。主力事業「Recboo」にて、スタートアップ~上場ベンチャーを中心に、CXO・幹部クラス、研究者、AI人材など高難易度職種の採用、採用体制の0→1構築の支援行う。
Recbooとは

「Recboo」は、株式会社ノックラーンが提供する中途採用支援サービスです。
東証プライム上場のエアトリグループ子会社としての信頼性も魅力の企業です。
主に、スタートアップのシードから上場企業まで採用支援に多数の実績をもち、採用コンサルティングからCXO採用などのハイレイヤー採用の支援まで柔軟に対応できるのが特徴です。
直近ではディープテック系のスタートアップ企業などの実績もあり、幅広いターゲットに合わせたダイレクトリクルーティングノウハウを保持しているのが強みになります。
特徴
・圧倒的なダイレクトリクルーティング運用ノウハウを用いた採用支援
・採用戦略設計から実行まで一気通貫で支援できる体制
・CXOクラスのハイレイヤー採用特化の支援も可能
・既存DBに加え、国内外の研究室アプローチなどバイネームアプローチも対応可能
以下から資料をご覧ください。
