スタクラの料金や特徴は?スタートアップ必見の採用サービス
スタートアップは変化のスピードが速く、少数精鋭で働く環境です。
採用時には、スキルだけでなく、価値観・仕事への向き合い方が自社にフィットするかを見極めることが重要になります。
そんなスタートアップ採用において、注目を集めているのが「スタクラ(StartupClass)」です。
スタクラには、スタートアップで働く強い意志を持ち、自ら挑戦しながら価値を発揮したいと考える人材が多く登録しています。
本記事では、人事・採用担当者の方に向けて、スタクラの特徴や、スカウト運用・企業ページ作成のポイントを解説します。
スタクラ(スタートアップクラス)の概要

- 運営企業:株式会社スタートアップクラス
- 利用企業数:1,100社以上(シード・アーリーフェーズが半数)
- 登録者数:3万1000人(2025年3月時点)
- 料金:定額プランと成功報酬プランあり
スタクラ(StartupClass)は、スタートアップ志向の即戦力人材に特化したスカウトサービスです。
一般的な求人媒体と異なり、大企業志向の人材は登録していないため、スタートアップ企業と相性の良い媒体と言えます。
スタクラの特徴
スタートアップスピリッツ宣誓3か条に同意済みの登録者のみ

スタクラでは、以下「スタートアップスピリッツ宣誓3か条」に同意した人材が登録しています。
「スタートアップスピリッツ宣誓3か条」
①チャレンジャー:プロフェッショナリズムを発揮し、参画時に約束した成果を出すためにベストを尽くす。
②原因自分論:全ての原因を自分にあると考える。他人のせいにしない
③創意工夫:出来ない理由を考えるのではなく、どうすれば出来るかを考えその可能性に向けて行動する
登録企業は審査制
スタクラでは、成長ポテンシャルの高いスタートアップ/ベンチャー企業のみを掲載するために、独自の企業審査があります。
具体的には、以下の5つの観点をもとに審査が行われます。
1. 社会課題の解決にチャレンジしているか?
例:
- 働き方改革・生産性向上 → AIテクノロジー、RPA事業
- 自動運転社会の実現 → ロボティクス事業
- 女性の社会進出支援 → 家事代行事業 など
2. 競争優位性(コア・コンピタンス)を持っているか?
- コアテクノロジーの保有
- 高い技術開発力
- 模倣が困難なビジネスモデル など
3. ルールブレイカー(rule breaker)であるか?
- 既存のルールを打ち破り、新たなルールや産業を創出しているか
(例:Uber、Airbnbなど)
4. 魅力的な市場規模をターゲットにしているか?
- 目指す市場の規模が1,000億円以上あるか
5. 持続的なマネタイズモデル(収益化の仕組み)を備えているか?
- 継続的に利益を生み出せる構造があるか
また、以下に該当する企業も登録できません。
- 経営者から志が感じられない
- 事業に新規性・社会貢献性がない
- 大企業の下請け、受託業務のみ
- 経営者が採用・社員教育・育成を重要視していない(参照:公式サイト)
30~40代のビジネスサイド人材が多い
スタクラの登録者は、30代が約半数を占めます。40代も30%ほどいるため、30~40代がボリュームゾーンの媒体と言えます。
また、登録者の約70%がビジネスサイドの職種経験者で、事業開発や営業、マーケティングなどの領域に精通しています。
その他、エンジニアやコーポレート職種の経験者も登録しています。
ママテラスのデータベースにもアクセス可能

ママテラスは、柔軟な働き⽅を希望するキャリア⼈材と社会的課題に取り組むスタートアップをマッチングするサービスです。
スタクラでは、追加料金なしでママテラスに登録した人材にもアプローチが可能です。
登録属性は30~40代が中心で、育児中でも裁量あるポジションで活躍したい方、営業・CS・広報・マーケティングなどに強い人材が揃っています。
ママテラスの登録には3年以上のキャリア経験が必要です。
動画やインタビューなど採用広報の強化オプション
スタクラでは、「インタビュー記事」や「採用動画」の採用広報オプションも用意されています。
「インタビュー記事」では、代表の原体験・価値観・思考プロセスを記事として発信することで、求職者との距離感を縮められます。
CEOインタビューを活用した企業は、応募数・面談数・採用数すべてにおいて150%以上の成果向上を記録しているそう。
「採用動画」は、テキストでは伝えきれない熱量やリアルな空気感を届けられます。
求人ページへの動画埋め込み/スカウトメール内に動画URLを記載/面談前送付などに利用が可能です。
スカウト返信率が13%と高い
スタクラでは、平均スカウト返信率13%と、他の一般的な採用媒体と比較して非常に高い水準を誇ります。
スタクラに登録している候補者は、すべて「スタートアップで働きたい」という明確な意思を持った人材です。
そのため、企業からのスカウトも「自分に合ったフェーズ・志向の会社から来ている」と受け止められやすく、返信率が高くなります。
また、スタクラは、候補者数に対して、スカウトの流通量が少なく、1通1通目を通してもらいやすい傾向にあります。
スタクラの料金
スタクラの料金は、定額プランと成功報酬プランが存在し、採用目標人数や予算に合わせて選ぶことができます。
定額プランは、契約期間が長いほどお得になります。
詳細な料金はお問い合わせください。
スタクラで返信率を上げるコツ
【HOT】マークがついている人を狙う
【HOT】は炎マークで表され、直近で自己応募や「気になる」をしている、またはスカウトに返信しているアクティブな候補者を指します。
炎がついている候補者には、積極的にスカウトを送りましょう。
スカウト文面はカスタマイズ必須
スタクラには、次世代の経営幹部候補ともいえる、実績あるビジネスパーソンが多く登録しています。
- マネジメント経験ありの30代中心
- 複数社からスカウトを受けている“モテ人材”
- 高い承認欲求・自己実現欲求を持つ
こうした方々に響くスカウト文面は、「大量送信型のコピペメール」ではなく、「自分のことを本当に理解してくれている」と思える“ラブレター”のようなメールです。
① 件名から「私信」感を演出する
- NG:「ドローン事業で世界を目指しています!」
- OK:「●●社での法人営業経験、大変魅力に感じております」
「あなたに宛てた手紙」のようなトーンで、件名と冒頭から特別感を演出しましょう。
② 「なぜあなたに声をかけたのか」を具体的に伝える
プロフィールを読み込み、候補者の“どの経験・スキル・スタンス”に魅力を感じたかを記載します。
候補者が、「評価してくれた」という実感を持てる内容にすることで、返信率が変わります。
特に、△△社での●●プロジェクトにて、わずか半年で売上を2倍に伸ばされた点に強く惹かれました。弊社でも類似のフェーズにあり、立ち上げからグロースまでの視点を持つ方を探しておりました。
●●様がこれまで培ってこられた「スタートアップでの新規営業立ち上げ経験」は、当社でもまさにこれから必要とされているスキルです。限られたリソースの中で成果を出されてきたご経験を、ぜひ詳しく伺いたいと感じております。
③ 経営課題と自分の夢を語る
「なぜ採用するのか」ではなく、「なぜこの事業に仲間が必要なのか」を語りましょう。
現在、私たちは「中小製造業のDX化支援」というテーマに挑戦しています。ただプロダクトを売るのではなく、現場の仕組みを根本から変える提案が求められています。私自身、前職で中小企業の営業に向き合ってきた経験から、この課題に本気で取り組みたいと考え、起業しました。
そんな中、現場と経営をつなげられる営業のプロフェッショナルとして、ぜひ●●様とご一緒できればと願っております。
④CEO以外が送る場合の工夫ポイント
経営者でなくてもスカウトは可能です。その場合は以下を意識しましょう。
- 自分の役割・業務を明記
- 「CEOも関心を持っていること」を伝える
はじめまして。株式会社〇〇で事業開発と採用を兼任しております、△△と申します。
CEOの佐藤とも「このポジションには、●●様のような方を迎えたい」と話しており、今回は私からご連絡させていただきました。
ご経験を拝見し、ぜひ直接お話を伺えたらと思いメッセージをお送りしました。
候補者からの「気になる」にはぜひスカウトを
「気になる」を受け取った候補者の中に、要件にマッチする人材がいれば、積極的にスカウトを送りましょう。「気になる」を送ってくれた候補者は、すでに自社に一定の関心を持ってくれています。
「気になる」された候補者を確認する方法
- スタクラの管理画面上部にある【気になる】タブをクリック
- 「候補者からの気になる」タブを選択
- 自社に対して「気になる」を送ってくれた候補者一覧が表示されます
魅力が伝わる企業ページのつくり方
顔が見える、言葉が伝わる、共感できる。
そんな情報設計を意識することで、貴社に本気で惹かれる人材と出会う確率が高まります。
代表・メンバー情報
スタクラ登録者の多くが最も注目しているのは「代表がどんな人物か」です。
スタートアップは少数精鋭だからこそ、代表の考え方や価値観が企業文化を決定づけると考えられています。
掲載すべき情報の例
- 代表の経歴や創業ストーリー
- 経営理念やビジョン
- 著書や実績など
さらに、CTOや事業責任者など主要メンバーの顔やプロフィールも合わせて掲載することで、「このチームで働きたい」と感じてもらえる確率が高まります。
ファイナンス情報
スタクラに登録している候補者は、初めてのスタートアップ転職を検討している方も少なくありません。
そのため、資本金、資金調達状況やVCの名前などのファイナンス情報は、安心材料になります。
ファイナンス情報は、会員登録しないと閲覧できない情報になっています。
Recbooで成果を出した企業の事例
ここでは、Recbooで成果を出した企業の事例を2件紹介します。
株式会社クウゼン様

| 成果 | 採用決定0人の状態から半年で6名採用 |
| 採用職種 | カスタマーサクセス・フィールドセールス・インサイドセールス・新規事業担当・採用担当 |
| 課題 | ・人事1名体制で属人的かつ非効率 ・スカウトが開封されにくい ・他社負けが続いていた |
| 施策 | ・ターゲット再設計 ・Green運用立て直し ・月間スカウト1,000件 ・タレントプール形成 ・選考CX改善 |
株式会社クウゼン様ではRecboo導入後、ターゲットを再設計した上で月間1,000件のスカウト送付を継続し、応募者へのレスポンスを原則1時間以内に徹底しました。
スタクラのようにスタートアップスピリッツを持つ候補者が集まる媒体では、自社の魅力をスカウト文面でいかに個別感を持って伝えるかとともに、反応が来た後の素早い対応が他社との差になります。
結果として採用決定0人の状態からわずか半年でカスタマーサクセスやセールスなど6名の採用を実現しました。
株式会社Automagica様

| 成果 | 3ヶ月で生成AI領域のPM人材を2名採用 |
| 採用職種 | PM(プロダクトマネージャー) |
| 課題 | ・リファラル枯渇 ・採用計画が不明瞭 ・自社の訴求ポイントが言語化されていない |
| 施策 | 自社の訴求ポイントの言語化(事業立ち上げスピード・経営陣直下での経験・キャリア成長の機会・柔軟な働き方など訴求軸を整理 |
株式会社Automagica様ではRecboo導入後、事業立ち上げのスピード感や経営陣直下で働ける環境、キャリア成長の機会、柔軟な働き方といった訴求軸を言語化するところから始めました。
スタクラのように動画やインタビューで自社の魅力を発信できる媒体では、こうした訴求ポイントの言語化が企業ページやスカウト文面の質を直接高めることにつながります。
その結果、3ヶ月でAI領域のPM人材を2名採用することに成功しました。
まとめ
スタクラは、スタートアップで働くことに強い意志を持つ人材だけが登録するスカウトサービスです。実際に活用している企業の多くは、挑戦的な事業に取り組み、社会的な課題の解決を目指すスタートアップばかりで、掲載にも審査があるため、候補者からの信頼も得やすい仕組みとなっています。
登録者は30〜40代の実務経験豊富なビジネスパーソンが中心で、事業開発や営業、マーケティングなど、スタートアップの成長を担う力を持った人材が多く集まっています。また、ママテラスとの連携により、幅広い人材にアプローチできる点も魅力です。
スタートアップの採用では、スキルや経歴だけでなく、「どんな想いを持って働くのか」「どんな環境で力を発揮したいのか」といった価値観のすり合わせが重要です。
限られたリソースのなかで、自社と本質的に合う人材と出会うためには、採用手段そのものを見直す必要があるかもしれません。
そうした意味でも、スタクラは、スタートアップ採用において有効な選択肢のひとつと言えるでしょう。
本記事が、貴社の採用を見つめ直す一助となれば幸いです。
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◼︎監修者情報

株式会社ノックラーン代表取締役 福本 英
株式会社ビズリーチ(現Visional)で約100社のスタートアップ/ベンチャー企業・外資系企業・日系大手企業の中途採用コンサルティングに従事。その後、AIスタートアップにて採用全体を統括し、上場に貢献。2022年に株式会社ノックラーンを創業し、3期目で株式会社エアトリ(東証プライム上場)へグループイン。主力事業「Recboo」にて、スタートアップ~上場ベンチャーを中心に、CXO・幹部クラス、研究者、AI人材など高難易度職種の採用、採用体制の0→1構築の支援行う。
Recbooとは

「Recboo」は、株式会社ノックラーンが提供する中途採用支援サービスです。東証プライム上場のエアトリグループ子会社としての信頼性も魅力の企業です。
主に、スタートアップのシードから上場企業まで採用支援に多数の実績をもち、採用コンサルティングからCXO採用などのハイレイヤー採用の支援まで柔軟に対応できるのが特徴です。
直近ではディープテック系のスタートアップ企業などの実績もあり、幅広いターゲットに合わせたダイレクトリクルーティングノウハウを保持しているのが強みになります。
【特徴】
・圧倒的なダイレクトリクルーティング運用ノウハウを用いた採用支援
・採用戦略設計から実行まで一気通貫で支援できる体制
・CXOクラスのハイレイヤー採用特化の支援も可能
・既存DBに加え、国内外の研究室アプローチなどバイネームアプローチも対応可能
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