採用媒体 2026.03.06

Eight Career Designの料金やスカウト運用のポイント

Eight Career Designの料金やスカウト運用のポイント

今すぐの転職は考えていないものの、良い出会いや提案があれば前向きに検討する“転職潜在層”へのアプローチが重要視される昨今。

Sansanが提供する「Eight Career Design」は、名刺交換を起点とした独自のデータベースを活用し、転職潜在層にスカウトを送ることができるサービスとして注目を集めています。

本記事では、Eight Career Designの特徴や他媒体との違いに加え、成果を最大化するための運用ノウハウ、活用時の注意点、料金プランまでをわかりやすく解説します。


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Eight Career Designの概要

  • 運営会社: Sansan株式会社
  • 導入社数: 1,000社
  • 利用者数: 400万人

Eight Career Designは、Sansan株式会社が提供する400万人以上のEight利用者に直接スカウトを送ることができる採用サービスです。

名刺管理サービスであるEightのデータベースを活かし、転職サイトや求人媒体では出会えない優秀な人材に企業が先回りしてアプローチできる点が特徴です。

比較項目Eight Career Design一般的な転職サイトスカウト型媒体(例:ビズリーチ等)
ユーザー層管理職・役職者中心転職希望者一部ハイクラスも
転職意向潜在層が多い顕在層が多い顕在層+一部潜在層
登録理由名刺交換・人脈形成転職活動転職活動

Eight Career Designの詳細はこちら

Eight Career Designの3つの特徴

管理職クラスの人材が多い

Eight Career Designのユーザー層は、日常的に名刺交換を行うことの多いビジネスパーソンが中心です。

ユーザーの約55%が課長職以上の役職者で構成されており、一定のマネジメント経験や意思決定権を持つハイクラス人材が多数登録しています。

リーダー層や即戦力マネージャー層を求める企業にとって、Eight Career Designは有効な採用サービスとなります。

転職潜在層へのアプローチが可能

Eightは、一般的な転職サービスとは異なり、名刺管理を目的としたサービスです。そのため、利用者の多くは現在転職活動をしていない、いわゆる“転職潜在層”にあたります。

通常の転職サイトでは出会えない、まだ市場に出てきていない優秀な人材と接点を持てることが、Eight Career Designの大きな強みです。

名刺ネットワークを活用した「つながりスカウト」

Eightでは、名刺交換を通じて築かれた人と人との「つながり」を採用活動に活かすことができます。具体的には、自社の社員と名刺交換済みの相手とはEight上で「つながり」が自動的に形成され、その情報を元に「つながりスカウト」を送ることが可能です。

たとえば、現場社員が過去にやりとりのあったビジネスパーソンや、同僚にスカウトを送ることで、まるで“紹介”のような信頼性の高いスカウトが実現します。

知らない企業から届くスカウトに比べ、心理的なハードルが低くなり、スカウトの開封率・返信率ともに向上しやすいのが特徴です。


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Eight Career Designの料金

Eight Career Designでは、利用目的や採用規模に応じて選べる3つの料金プラン(Advance、Basic、Lite)が用意されています。

それぞれ6ヶ月契約または12ヶ月契約の選択が可能で、スカウト通数やタレントプール数が異なります。

また、採用決定時には、成約手数料として1名あたり70万円が別途発生します。

スカウト文面の作成や送信代行を希望する場合は、スカウト代行支援オプションを追加することも可能です。

スカウト通数は追加購入も可能です。

Eight Career Designの運用ノウハウ

Eight Career Designは、“送って終わり”のスカウトサービスではありません。

候補者の行動シグナルや機能の使い方によって成果が大きく変わります。

ここでは成果を最大化するための6つの運用コツをご紹介します。

① 「シグナルマーク(🔥)」でタイミングを見極める

行動履歴に応じて、候補者の転職意欲を示す「シグナルマーク(炎マーク)」が表示されます。

このシグナルマークを活用すれば、今まさに転職に向けて動き出そうとしている人材に絞り込んでスカウトできます。

炎の数が多い候補者には積極的にスカウトを送りましょう。

シグナル具体的な行動内容
🔥🔥🔥他社への応募、スカウト返信、キャリア情報更新
🔥🔥求人の閲覧、仕事内容の更新
🔥自社社員と名刺交換、名刺プロフィール更新

②Talent Poolに入れて転職意欲が上がるのを待つ

Eight Career Designでは、検索で見つけた候補者Talent Pool(タレントプール)に追加することで、継続的な候補者管理が可能になります。

Talent Poolに追加された候補者は、プロフィール情報だけでなく、転職意向の変化やシグナルを定期的に確認することができます。
転職意向が高まったタイミングを逃さずスカウトを送ることで、返信率の向上が期待できます。

タレントプールに登録した候補者は、以下の条件で絞り込むことができます。

  • 同僚とのつながり:自社のEightユーザーと名刺交換しているか
  • シグナル(転職意欲の変化)
  • スカウト状況:既読・未読・送信済み・未送信
  • ログイン日時:1日以内〜31日以上前まで
  • 転職意向度:活動中〜未設定までの5段階

こうした条件を使ってリストの鮮度を保ち、「今動きそうな人材」に集中してアプローチすることが重要です。タイミングを逃さずにスカウトしましょう。

③自動変換タグで「個別感」を演出

Eightではスカウト文に「自動変換タグ」を挿入できます。

例:

  • 姓のみ → 田中さん
  • 姓名 → 田中太郎さん
  • 所属会社 → 株式会社〇〇

テンプレートでも、自分のために書かれたような印象を与えることができ、スカウトカスタマイズの工数や誤字を防ぎながら、返信率アップを狙えます。プレビュー機能を使って事前確認も可能です。

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④ 「新着」候補者は優先してアプローチ

Eight Career Designでは、新規登録ユーザーや久しぶりにログインしたユーザーに対して、「新着マーク」が表示される仕組みがあります。これにより、今まさにアクティブになったばかりの候補者をタイムリーに把握することができます。

この新着情報を活用することで、競合他社よりも一歩先にスカウトを送ることが可能になり、優秀な人材との初期接点をいち早く築けます。

⑤ 転職意向度「未設定」も視野に

転職意向の絞り込みは以下のように分類されています。

  • 転職活動している
  • 転職を検討している
  • いい話があれば聞きたい
  • 転職は考えていない
  • 未設定

基本的には「転職活動している」「転職を検討している」「いい話があれば聞きたい」といった、転職への関心が高い層からアプローチするのが効果的です。返信率も比較的高く、スムーズに選考につながる傾向があります。

一方で、一定数存在する「未設定」のユーザーの中には、転職意向をプロフィールに明記していないだけで、良いタイミングや魅力的なオファーがあれば前向きに検討する層も含まれています。

スカウト対象が少なくなってきた場合や、職種・スキルで明確なターゲットがある場合には、「未設定」も検索範囲に含めて視野を広げてみるのがおすすめです。思わぬ優秀人材と接点を持てる可能性があります。

⑥「つながりスカウト」は紹介文がカギ

つながりスカウトを送る際は、「〇〇さんから聞いています」「共通の知人がいます」などの文言を入れることで、信頼感と返信率が大きくアップします。

スカウト文例

佐藤さん

はじめまして。株式会社yyyyにてマーケティング責任者を務めております、高橋と申します。

突然のご連絡失礼いたします。

弊社では現在、BtoB SaaS領域での新規プロダクト開発を進めており、その中でマーケティング戦略の基盤を構築していける方を探しています。

今回、弊社の営業責任者・中村と佐藤さんがEight上でつながっていることを拝見し、

「きっと共通言語を持てる方だ」と感じ、ご連絡させていただきました。

佐藤さんのこれまでのご経験やスキルセットが、弊社フェーズに非常にマッチしており、

ぜひ一度、ざっくばらんにお話できればと思っております。

ご都合よろしいタイミングでご検討いただけますと幸いです。

⑦キーワード検索は幅広く・柔軟に

Eight Career Designでは、候補者が登録している名刺情報やキャリアサマリなどのテキスト情報を対象に、キーワード検索が可能です。

Eightの利用者の多くは名刺管理目的で登録しているため、「仕事内容」や「キャリアサマリ」が未記入で、名刺ベースの情報(部署名・役職名など)しか登録されていない候補者も多く存在します。

そのため、「営業」「エンジニア」「マーケティング」など職種名だけで検索をかけると、候補者を取りこぼすリスクがあります。

特に部署名や役職は企業ごとに表記が異なるため、以下のような複数の言い回しや関連語を組み合わせて検索することが重要です。

部署や仕事内容の表記は、カタカナ・漢字・略称など様々なパターンが存在するため、「想定される表記ゆれ」を想像しながら検索ワードを設計しましょう。

例:マーケティング人材を探したい場合のキーワード設計例

  • マーケティング
  • マーケ
  • 集客
  • デジタル戦略
  • CRM
  • ブランド
  • コンテンツ
  • プロモーション
  • リード獲得
  • SNS運用
  • 商品企画など

例:エンジニアを探したい場合

  • エンジニア
  • 開発
  • バックエンド/フロントエンド/サーバーサイド
  • Java/Python/TypeScript(具体的な言語)
  • 技術責任者/テックリード/CTO(具体的な役職)

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Eight Career Design運用の注意点

詳細な職務経歴や希望条件を求める企業には向かない

Eight Career Designは名刺管理アプリを母体としたサービスであるため、登録ユーザーの多くは「名刺交換」をきっかけに利用を開始しています。その性質上、すべてのユーザーが転職を目的として登録しているわけではなく、登録情報も名刺に記載された内容(会社名・氏名・部署名など)にとどまっているケースが多くあります。

一部のユーザーには「キャリアサマリ」と呼ばれる職務経歴の記載がありますが、それがない場合、詳細な業務内容やスキルセット、転職の希望条件などは把握できないこともあります。

そのため、「応募前に職務経歴をしっかり確認したい」「希望年収や勤務地などの条件を事前に見極めたい」といった企業には、Eight単独での運用はやや不向きな側面があります。

「肩書きベースでの可能性」からスカウトし、初回接点後に詳細をヒアリングしていくスタイルに適した媒体と捉えると、より効果的に活用できます。

条件は絞り込みすぎない

特に、以下のような項目でフィルタをかけすぎると候補者数が一気に減ってしまいます。

  • 希望年収
  • 希望勤務地
  • 希望職種

これらの希望条件は、そもそも該当項目が未入力のままになっているケースが多いためです。
そのため、フィルタの条件を厳しく設定しすぎると、スカウトの母集団が極端に絞られてしまう可能性があります。

まずは間口を広げて候補者をリストアップし、プロフィール情報や所属企業、部署名などをもとにスカウト対象を見極めていく運用が現実的です。

まとめ|Eight Career Designは「出会えなかった人材」に出会える武器

Eight Career Designは、転職サイトやエージェントではリーチが難しい優秀な「転職潜在層」と出会える貴重なスカウトチャネルです。

名刺のネットワークを活かした“つながりスカウト”や、候補者の行動シグナルを可視化する機能、テンプレートでも個別感を演出できる自動変換タグなど、様々な仕組みで効率的な母集団形成が可能になります。

ただし、登録情報は限定的であるため、検索条件の絞り込みすぎには注意が必要です。まずは広く候補者をピックアップし、企業名・部署名などから目視で選定していく運用が必要になります。

「数」より「質」を求める採用において、Eight Career Designはこれからの主力手段の一つとなり得ます。
従来のアプローチに限界を感じている採用担当者は、ぜひ一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事:【最新版】ダイレクトリクルーティングサービス17選比較!各媒体の特徴や料金体系などを解説 

◼︎監修者情報

株式会社ノックラーン代表取締役 福本 英

株式会社ビズリーチ(現Visional)で約100社のスタートアップ/ベンチャー企業・外資系企業・日系大手企業の中途採用コンサルティングに従事。その後、AIスタートアップにて採用全体を統括し、上場に貢献。2022年に株式会社ノックラーンを創業し、3期目で株式会社エアトリ(東証プライム上場)へグループイン。主力事業「Recboo」にて、スタートアップ~上場ベンチャーを中心に、CXO・幹部クラス、研究者、AI人材など高難易度職種の採用、採用体制の0→1構築の支援行う。

Recbooとは

「Recboo」は、株式会社ノックラーンが提供する中途採用支援サービスです。東証プライム上場のエアトリグループ子会社としての信頼性も魅力です。

主に、スタートアップのシードから上場企業まで採用支援に多数の実績をもち、採用コンサルティングからCXO採用などのハイレイヤー採用の支援まで柔軟に対応しています。

直近ではディープテック系のスタートアップ企業などの実績もあり、幅広いターゲットに合わせたダイレクトリクルーティングノウハウを保持しています。

【特徴】
・圧倒的なダイレクトリクルーティング運用ノウハウを用いた採用支援
・採用戦略設計から実行まで一気通貫で支援できる体制
・CXOクラスのハイレイヤー採用特化の支援も可能
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こちらの記事の監修者

株式会社ノックラーン代表取締役

福本 英Fukumoto Akira

株式会社ビズリーチ(現Visional)で約100社のスタートアップ/ベンチャー企業・外資系企業・日系大手企業の中途採用コンサルティングに従事。その後、AIスタートアップにて採用全体を統括し、上場に貢献。2022年に株式会社ノックラーンを創業し、3期目で株式会社エアトリ(東証プライム上場)へグループイン。主力事業「Recboo」にて、スタートアップ~上場ベンチャーを中心に、CXO・幹部クラス、研究者、AI人材など高難易度職種の採用、採用体制の0→1構築の支援行う。

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