2026.04.27

採用代行の相場は?料金体系や費用を左右する要因、安く利用する方法を解説

採用代行の相場は?料金体系や費用を左右する要因、安く利用する方法を解説

採用代行(RPO)を導入する際、「費用がどのくらいかかるのか」は企業にとって最も気になるポイントのひとつです。採用代行の料金体系はサービスによって異なり、月額固定制・成果報酬制・従量課金制など複数の形態が存在します。

本記事では、採用代行の相場や料金体系の種類、費用を左右する要因、そしてコストを抑えながら賢く活用するための方法について詳しく解説します。

採用代行(RPO)の料金体系は主に3種類

採用代行サービスの料金体系は大きく3種類に分けられます。それぞれの特徴と相場を理解したうえで、自社の採用スタイルに合ったものを選びましょう。

料金体系 特徴 相場 向いているケース
月額固定制 毎月決まった金額で、一定範囲の業務を委託 月額10万〜100万円 年間の採用計画が明確で、安定して業務を委託したい企業
成果報酬制 採用成功や応募発生など、成果が出たタイミングで費用が発生 採用成功時:内定承諾者の年収20〜35%
応募数ベース:1件あたり数万円
採用成果に応じて費用を支払いたい、リスクを抑えたい企業
従量課金制 必要な業務だけを、時間や回数単位で発注 説明会代行:1回2万円〜
面接日程調整:月5万円〜スカウト配信:1通あたり1,500円〜
採用活動の一部だけをピンポイントで依頼したい企業

①月額固定制

月額固定制は、毎月一定の料金を支払うことで、契約した範囲の採用業務を代行してもらう形態です。費用の予測がしやすく、予算管理がしやすいのがメリット。一方で、採用活動が少ない時期でも費用が発生するため、採用ニーズが安定している企業に向いています。

②成果報酬制

成果報酬制は、採用成功や応募獲得など、特定の成果が出たときにのみ費用が発生する形態です。採用できなければ費用がかからないためリスクが低いように見えますが、採用成功時の費用が高額になるケースも多く、最終的なコストは状況次第です。

③従量課金制

従量課金制は、業務の量や内容に応じて料金が決まる形態です。必要な業務だけをピンポイントで依頼できるため、採用代行を部分的に活用したい企業に向いています。スポット的な利用にも対応している場合が多いです。

採用代行の費用相場(雇用形態別)

採用代行の費用は、対象となる雇用形態によっても大きく異なります。新卒・中途・アルバイトそれぞれの相場を確認しておきましょう。

雇用形態 相場 特徴
新卒採用 月額10万〜70万円 月額固定制が一般的。幅広い業務を委託可能。
中途採用 月額20万〜70万円 採用難易度が高い職種の場合、費用が高くなる傾向。候補者連絡が多い。
パート・アルバイト採用 月額1万〜30万円 定型業務の代行が中心となるため比較的安価。

新卒採用代行の相場

新卒採用代行の相場は月額10万〜70万円程度です。インターンシップの設計から内定者フォローまで幅広い業務を委託できるため、採用ノウハウが社内にない企業でも安心して依頼できます。

中途採用代行の相場

中途採用代行の相場は月額20万〜70万円程度です。採用する職種の難易度や、求める人材レベルによって費用は大きく変わります。エンジニアや管理職など採用難易度が高い場合は、費用が高くなる傾向があります。

パート・アルバイト採用代行の相場

パート・アルバイト採用代行の相場は月額1万〜30万円と、比較的安価です。求人票の作成や応募者対応など定型業務が中心となるため、コストを抑えやすい傾向があります。

採用代行の費用を左右する要因

採用代行の費用は、サービスの内容だけでなく、さまざまな要因によって変動します。以下のポイントを確認しておくと、見積もりの精度が上がります。

①委託する業務の範囲

採用代行に依頼できる業務は多岐にわたります。求人票の作成・媒体管理・応募者対応・日程調整・面接代行・内定者フォローなど、委託する業務が多いほど費用は上がります。必要な業務だけに絞ることで、コストを抑えることが可能です。

②採用規模・採用人数

採用人数が多いほど、対応工数が増えるため費用も高くなります。数名の採用であれば比較的安価に収まりますが、大規模採用(数十名〜数百名)になると、費用も大幅に増加します。

③採用する職種・難易度

採用難易度が高い職種(エンジニア・医療・管理職など)は、候補者の母集団形成に時間がかかるため、費用が高くなりがちです。逆に、応募が集まりやすい一般事務やアルバイトなどは、比較的低コストで代行してもらえます。

④契約期間の長さ

長期契約を結ぶことで、月額単価が下がるケースがあります。短期スポット利用より、6ヶ月〜1年の契約の方がコストパフォーマンスが高くなる傾向があります。採用計画が決まっているなら、あらかじめ長期での契約を検討しましょう。

採用代行を安く利用するためのポイント

採用代行のコストを抑えながら効果的に活用するためには、いくつかの工夫が必要です。

①必要な業務だけを切り出して依頼する

採用代行に「全部お任せ」するのではなく、社内でできることは自社で行い、外注が必要な業務だけをピンポイントで依頼する方法が効果的です。たとえば「スカウト配信だけ」「面接日程調整だけ」という使い方でも対応してくれるサービスが増えています。

②複数社の見積もりを比較する

採用代行サービスの料金は、同じ業務内容でも会社によって大きく異なります。最低3社以上の見積もりを取って比較することで、相場感を把握しやすくなります。

③採用ツールと組み合わせてコストを下げる

採用管理システム(ATS)や採用連絡ツールを活用することで、採用代行会社に依頼する工数を減らし、費用を抑えることができます。たとえば、候補者とのやり取りを自動化するツールを導入すれば、日程調整や連絡業務のコストを削減できます。

採用連絡の効率化には、recbooのような採用連絡自動化ツールの活用もご検討ください。

まとめ:採用代行の相場を把握して最適なサービスを選ぼう

採用代行の料金体系は月額固定制・成果報酬制・従量課金制の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。費用の相場は雇用形態や業務範囲、採用規模によって大きく変わるため、自社のニーズを明確にしたうえで複数社を比較検討することが重要です。

採用代行を上手に活用しながら、採用業務の効率化と採用力の強化を実現していきましょう。

こちらの記事の監修者

株式会社ノックラーン代表取締役

福本 英Fukumoto Akira

株式会社ビズリーチ(現Visional)で約100社のスタートアップ/ベンチャー企業・外資系企業・日系大手企業の中途採用コンサルティングに従事。その後、AIスタートアップにて採用全体を統括し、上場に貢献。2022年に株式会社ノックラーンを創業し、3期目で株式会社エアトリ(東証プライム上場)へグループイン。主力事業「Recboo」にて、スタートアップ~上場ベンチャーを中心に、CXO・幹部クラス、研究者、AI人材など高難易度職種の採用、採用体制の0→1構築の支援行う。

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