大熊ダイヤモンドデバイス株式会社(半導体・電子部品)
エージェントのコミットメントを引き出し、難易度の高い研究開発・メーカー出身者の採用を実現
プレシリーズA エンジニア職 / コーポレート
COMPANY & SPEAKER
会社・インタビュイー紹介
企業名
大熊ダイヤモンドデバイス株式会社
業界
半導体・電子部品
企業規模
31〜100名
永井 悠平
CFO
Index
目次
福島第一原発の廃炉実現を通じて日本発の次世代半導体産業を創造することをミッションに掲げる大熊ダイヤモンドデバイス株式会社。
2022年の創業以来、世界で唯一の垂直統合体制を確立し、世界初となるダイヤモンド半導体工場の竣工まで至ったディープテックスタートアップです。
事業が急拡大する一方で、研究開発を担う人材の採用に課題を抱えていました。応募自体が思うように集まらず、集まったとしても求めている人材像とはズレがあり採用に至らない。そんな状況から、Recbooはどのように採用体制を立て直していったのか。
今回は、採用領域も管轄しているCFOの永井 悠平様に、Recboo導入の背景から成果、今後の展望についてお話を伺いました。

会社の事業内容・強みについて教えてください
弊社は2022年に創業したダイヤモンド半導体の研究開発を行うスタートアップ企業です。世界で一番最初にダイヤモンド半導体を商業化することを目指しています。
半導体は用途が非常に広く、用途によって仕様が分かれるため、開発リソースが分散する傾向にあります。こうした中、弊社の歩みは福島第一原発事故に対応するための国家プロジェクトから始まっており、目指す仕様を廃炉一つに定め、且つ廃炉という国難に近い実需が控えていたことが、大きな成長のきっかけになりました。
それに伴ってダイヤモンド半導体製造において川上から川下までカバーする垂直統合体制を世界で唯一確立しました。
今年、世界初のダイヤモンド半導体工場が立ち上がっており、この製造体制を核として業界をリードしていきたいと考えています。

採用目標について教えてください
短期的な目標は、研究開発の人員をいかに拡充していくかという点です。
中長期的には開発だけでなく製品製造を実装させる必要があり、福島工場のオペレーションを全面的に拡充していく予定です。
日本の強みは、高度経済成長期に活躍されたレガシー的な人材の方々が多くいる点だと考えています。
そうした60〜70代の方々の知識を若手に吸収してもらい、次の産業を作っていきたいと思っています。シニアから若手へ知識やノウハウを伝え、若手を中心に事業を回していくサイクルを起こしていきたいと考えています。

Recboo導入前はどのような課題を感じていましたか
それまでは、そもそも応募のある人材が上がってこない、上がってきたとしてもマッチ度の低い人材ばかりが上がってくる、というのが一番の課題でした。
また、既存の人材紹介エージェントに対しても適切な対応ができていなかったため、弊社の事業をあまり理解できていなかったことも要因としてありました。
当時Recbooを導入いただいた決め手を教えてください
きっかけは、株主でもあるVCのほくほくキャピタル様からご紹介いただいたことでした。
比較の軸は、ご支援いただく採用担当の方のバックグラウンドとコスト感の2点で、特に大きかったのはバックグラウンドの部分です。
それまでは、研究者を採用するには半導体の知見というバックグラウンドが不可欠だと考えていました。ただRecboo様のご担当者は、その知見こそお持ちでなかったものの、過去に全く異なる技術領域の知識をキャッチアップし、採用を成功に導いてきた経験がありました。
ダイヤモンド半導体というニッチで難しい領域ですが、業界経験にやや欠ける部分はあっても、それをキャッチアップ能力で十分にカバーできる素地があると感じたことが、最終的な決め手になりました。
導入後はどのような変化がありましたか
導入したことによるポジティブな変化は3つあります。
まず1つ目は、想定通り先を見通して主体的に動いていただけたことが大きかったです。
当社の事業領域についてしっかりキャッチアップしていただいた上で、定期的なフォローアップ面談やヒアリングを、社内の各分野に関わる上長にあたる方々にも実施していただきました。複数の部署を巻き込んで動いていただいた点が、良かったと感じています。
その上で、比較的早いタイミングで求めている人物像に近い方に出会えるようになりました。
2つ目は、エージェントとの関係を改めて築き直し、モチベーションを引き出していただけたことです。
Recbooに入っていただくことでエージェント1社1社に当社の事業内容や業務内容、魅力をしっかりと伝えられるようになり、コミュニケーション頻度も増えたことによって、エージェントのコミットを引き出すことに成功したと感じております。
3つ目の導入後の直接的な効果としては、採用の実務をお任せできるようになったことで、私自身の工数が減り、その分の時間を他の業務に充てられるようになりました。
実際に採用した方々も既に第一線で活躍してくれていて、開発のスピードもさらに上がっていったと感じています。
採用人数で言うと、去年の12月ぐらいから約8ヶ月ほどで、正社員は当時30名ほどだったところから、現在は50名ほどまで拡大しています。今年7-8月だけでも研究員だけで8名が入社するなど、採用のペースが上がっています。
採用に関する新たな気づきはありましたか
一番大きかったのは、エージェントの使い方の部分で、それまで知らなかったやり方があったという点です。
合同説明会などを組み合わせながらエージェントを活用していく方法は、正直「そういう使い方があるのか」と驚きました。
最初は論文や研究室をベースとしたダイレクトソーシングを含め、ありとあらゆる可能性を1つずつ検証していきました。その中で最終的に一番手応えがあったのが優秀なエージェントの発掘とエージェントの活用だったという流れです。

今後の事業・組織の展望を教えてください
福島から生まれたこの技術を、いかに早く世の中に出し、世の為人の為に貢献していくかが至上命題です。
工場の立ち上げ、オペレーションの開始はもちろん、量産性・経済性を上げていくためには、過去の半導体産業を支えてきた方々のノウハウが非常に重要になると思っています。
長期的には、福島の工場のオペレーションをいかに横展開していくかが大きなテーマです。そのためには、日本国内で半導体産業を築いてきた方々の知見を汲み取りながら、社内の若手人材を育成・採用していく組織的な循環を作っていきたいと考えています。
福島第一原発の廃炉に限らず、宇宙産業や次世代高速通信など、福島の復興から始まり、ダイヤモンド半導体が持つポテンシャルを世の中に届けていきたいと思っています。

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