Craif株式会社(ヘルスケア・医療業界)
実務で手一杯の2人体制から新施策を回せる体制に。高い採用基準を保ち、難易度の高い「事業責任者クラス」を複数人採用に成功
導入開始時期:ビジネス職
がんの早期発見という社会課題に挑むバイオAIスタートアップとして、名古屋大学発の独自技術とAIを融合した研究開発を進めてきたCraif株式会社。独自の解析技術基盤「NANO IP®」による高い技術力と、それを社会へ届ける事業推進力を強みに、革新的な検査の実用化を進めながら成長を続けています。
一方で、事業の急拡大に伴い社内からの採用ニーズが高まる中、「ただ人数を増やすだけの採用」ではなく、生産性を高める組織づくりや、妥協のないカルチャーフィットのある人材の採用が大きなテーマとなっていました。
今回は、採用責任者の小池様に、Recboo導入の背景にある採用課題や導入後の変化、そして今後の展望についてお話を伺いました。
PROFILE
<企業>
Craif株式会社
<担当者様>
採用責任者 兼 名古屋拠点長 小池 壮思様
新卒でキリンビール株式会社に入社し、経理・人事を経験。2021年にCraifに参画し、名古屋研究所にてオペレーション管理全般および人事を担当。
現在は採用責任者として全社の組織拡大をリード。 入社時30名未満だった組織を100名規模へ拡大。R&D・エンジニア・ビジネス・コーポレートの全領域の採用を統括し、採用戦略の立案から実行までを推進。
ダイレクトリクルーティングを一人で立ち上げ、現在は70%超を占める採用経路まで確立させる。研究所・検査所の立ち上げ責任も担い、組織企画・HRBPの視点から人員計画・定着施策も推進している。

会社の事業内容・強みについて教えてください
Craifは「人々が天寿を全うする社会の実現」をミッションに掲げるバイオAIスタートアップです。
現在は、尿中に含まれるマイクロRNAを活用した尿がんリスク検査「マイシグナル®」を提供しております。
がんをはじめとする多くの病気は、従来の検査に対する心理的なハードルや身体的な負担が課題となっています。私たちは、尿検査という比較的負担の少ない方法を通じて、より多くの方が気軽に検査を受け、疾病の早期発見・早期治療が可能な社会の実現を目指しています。
強みは、技術力と組織力の2つだと思っています。
私たちは、国内でもプレイヤーが限られる「手軽ながん検査」という領域で、名古屋大学発の技術をベースにスタートしました。
現在は、尿などの体液中に存在するDNAやRNAなど、生体が発する多様なバイオシグナルを解析する独自のバイオマーカー解析基盤 NANO IP®(NANO Intelligence Platform®)と最先端AIアルゴリズムを融合する「バイオAI」により、がんをはじめとする疾患の早期発見や、一人ひとりに最適な治療を実現するための次世代検査・医療機器の開発に取り組んでいます。独自の道を切り拓いてきた技術力こそが、Craifの強みです。
そして、この技術を社会実装し、世の中に広げていくための組織力も、Craifの大きな強みだと自負しています。

── 採用責任者として、組織づくりや採用活動においてどのような考え方を持っているのでしょうか。
採用を担当していると「何人採用するのか」という話になりがちですが、人数を増やすこと自体を目的にしてはいけないと思っています。
特に今年は、AIで業務を効率化することを前提に置き、そのうえで各チームの構想から採用計画を積み上げていきました。チームごとにめざす組織像を描きながら、各チームと目線を合わせながら必要な規模へと整理しています。
業務プロセスの改善やオペレーションの見直しで解決できることは多くあります。私たちのテーマは「オペレーション世界一」。採用に頼るのではなく、生産性を上げるためにどうすべきかを考え抜くことが、組織づくりの根幹だと考えています。
── 採用において重視しているポイントを教えてください。
最も重視しているのはカルチャーフィットです。
過去には、スキルや経験を優先した採用を行ったこともありました。もちろん優秀な方でしたが、結果として組織との相性という部分で課題が生まれてしまいました。
その経験が非常に大きな学びとなり、それ以来、カルチャーフィットは採用における最重要項目になっています。
どれだけ能力が高くても、価値観や目指す方向性が合わなければ、お互いにとって良い結果にはなりません。逆に、価値観を共有できる方であれば、経験値が高くなくとも入社後に大きく活躍していただける可能性があると考えています。
だからこそ、採用基準を下げてまで人数を追うのではなく、採用基準を上げ続け、その上でCraifが目指す未来に共感していただける方と、一緒に組織を作っていきたいと思っています。

採用が進んでいる中でRecboo導入前はどのような課題を感じていましたか。
当時は私と、メンバー1名という体制で採用活動を進めていました。
スカウトの送信から候補者対応、面接、エージェントとのやり取り、採用施策の企画まで、採用に関わる業務のすべてを二人で担当していました。当時は採用活動そのものは回っていましたが、「回すこと」だけで精一杯になってしまっていた部分があったと思います。
本来であれば採用活動は常に改善していかなければいけないのに、日々のオペレーションに追われ、採用活動を振り返り、改善活動や新施策を考える時間が全く取れなくなっていました。
採用担当の採用もうまくいかないまま、繁忙期を迎えることになりそうであったタイミングで、一緒に採用体制を強化していけるパートナーが必要だと感じました。
複数のサービスを検討する中で、「Recboo」を選んだ決め手は何だったのでしょうか。
1つ目は、代表の福本さんや担当リクルーターの採用市場に対する解像度の高さです。
会話の中で伝わってくる機転の速さや知見の深さもあり、この人たちなら信頼できると思えたことが大きかったです。
2つ目は、コスト構造のわかりやすさと透明性です。
「何人月でいくら」という点が納得感がありました。対応が明確になる構造なので、PDCAを回しやすく、成果を振り返りやすいと思いました。
3つ目は、KGIとKPIを最初から具体的に示してくれたことです。
「3ヶ月以内に何名の内定を目指す、そのためにはスカウトを何通送って返信率が何%で、面談数がどれくらい必要か」という具体的な数字まで話してくれた点が印象的でした。数値ベースで分析・改善をしっかり回せる感覚を得られました。
最後の決め手は、実際に採用活動を担当するリクルーターの方々とも会う機会をいただき、信頼できる方だと確信したことです。3点とリクルーターへの信頼が揃ったことで、意思決定できました。

「Recboo」導入後はどのような変化がありましたか。
一番大きいのは、「数値の改善」「新施策」という2つが実現できていることです。
以前はオペレーションに時間を使うことが多かったですが、導入後は改善施策や新施策に時間を割けるようになりました。
例えば、ビズリーチの既読率や返信率を見ながら改善を重ねたり、LinkedInなど新しいチャネルを試したりできるようになったことは大きかったと思います。自分の手が空いたことで、採用イベントや新卒採用を強化できたことも大きな変化です。
また、採用活動においては、候補者を2次面接へ引き上げられているかを成果指標の一つとして設定しています。この指標を起点にプロセスを改善してきた結果、事業責任者クラスの採用を複数名実現できており、一過性ではなく継続的に成果を生み出せている状態です。
もう一つ大きかった点は、採用に関する最新情報をキャッチアップできるようになったことです。
ATS導入に向けたディスカッションや、新しい採用プラットフォーム・AI面接などの最新サービスや施策のインプットを継続的にもらえる環境は、自分たちだけでやっていた頃とは大きく異なります。代表の福本さんとのつながりからイベント参加の機会も増え、自社の採用活動を客観視しながら全体を前に進められています。
一緒に取り組む中で、採用に関する新たな気づきはありましたか。
他社の事例を元にフラットにディスカッションできる環境というのが、想像以上に価値があると気づきました。
一人で採用をやっていると、どうしても自分の知っている範囲でしか考えられなくなってしまいます。「こういうやり方があるんだ」「他社はこういうところで詰まっていたんだ」というリアルな情報が入ってくることで、自分の採用活動の幅が広がります。
Recbooさんが外部の目として客観的なフィードバックをくれることで、採用の質も底上げされている感覚があります。
どのような企業にRecbooをおすすめしたいですか。
規模を問わず、本気で採用に向き合いたい企業にはRecbooさんの全社導入をおすすめします。
理由は、採用の「プロ」が想像以上に希少だからです。大企業でもジョブローテーション等の事情から、採用に精通した人材は意外と少ないのが実情です。その点、Recbooさんの担当者は採用に対する知見も対応のレベルも非常に高く、ハイレベルな採用を維持したい企業のペースメーカーとして最適だと考えています。
特にスタートアップには2つの価値があります。1つは、採用市場の最新情報や他社事例を継続的に得られること。少人数体制では特に効きます。もう1つは、実務を任せることで採用責任者が戦略と改善に集中できることです。
採用の高い基準を保ちながら前に進めたい企業であれば、規模を問わずフィットするはずです。
今後の事業・採用の展望を教えてください
大きく2つあります。
1つはグローバルで「がんを克服する」というレベルの目標を本気で目指すことです。
アメリカをはじめ世界中で「がんの早期発見技術といえばCraif」と言われるスタンダードを築きたいです。また、検査が特別なものではなく、生活の中に自然と溶け込んでいる世界を実現したいと思っています。
もう1つは日本国内での問題です。
少子高齢化が進む中で社会保障制度における医療費の問題が深刻になっていますが、医療の中心を「治療」から「予防」へシフトすることで、この問題を解決していきたいと思っています。そしてゆくゆくは高齢化社会における予防モデル先進国として日本が世界に発信できる国になっていきたいと考えています。
採用においても、Craifのミッションに共感してくださる方との出会いを大切にしながら、最高の組織づくりを進めていきたいと思っています。Recbooさんのような信頼できるパートナーと一緒に、オペレーション世界一の採用チームをつくっていくことが今の私のテーマです。


無料で配布中!
導入事例集
他社がどのように採用課題を解決したか知りたいと思いませんか?
実際の導入企業の成功事例をまとめた資料を公開中です!