特集 2026.10.07

【媒体インタビュー】驚異の返信率約90%、承諾率25%!4通送ったら1人には会える転職ドラフトに聞く!事業成長を担うコア人材とマッチングする仕組み

【媒体インタビュー】驚異の返信率約90%、承諾率25%!4通送ったら1人には会える転職ドラフトに聞く!事業成長を担うコア人材とマッチングする仕組み

2016年にサービスを開始し、今年で10周年を迎えるITエンジニア向けのスカウトサービス「転職ドラフト」。企業から候補者へ年収・ミッション付きの「指名」が届く独自の仕組みで、約87〜90%という圧倒的なスカウト返信率を誇っています。

従来の採用活動で起こりがちだった、選考終盤での条件不一致による辞退やミスマッチを防ぐため、あえて最初から年収を開示する「年収の先出し」と、約2週間の「期間限定開催」が特徴のサービスです。

参加企業の6〜7割を占めるスタートアップ・ベンチャーを中心に、事業成長を担うコアエンジニアの採用を支援し続けています。

「スカウトを送っても返信が来ない」「知名度や年収水準で競合に勝てず、ハイクラスエンジニアに出会えない」激化するエンジニア採用において、こうした課題を抱える企業は少なくありません。

今回は、株式会社リブセンスの田井様に、転職ドラフトがこだわるサービスの思想や成果を出す企業に共通するスカウト運用術について詳しくお話を伺いました。

<転職ドラフトの想い・成り立ち>

転職ドラフトの事業内容・特徴について教えてください

田井様(以下、田井):転職ドラフトは2016年にスタートし、今年で10周年を迎えるITエンジニア向けのサービスです。

大きな特徴は2点あります。

1つ目は、企業様から候補者様へ「指名」を送る段階で年収を提示すること。2つ目に、通年ではなく約2週間の開催期間を設けていることです。この2つはサービス開始当初から変えていません。

現在は転職ドラフトに加えて、エージェントサービスや技術広報の支援など、採用活動の難しい部分をサポートするサービスも展開しています。

なぜ「年収の先出し」を組み込んでいるのですか

田井:転職ドラフトの大きな特徴が、企業から候補者様へ「指名」を送る段階で年収を提示することです。

従来の採用では、選考の終盤になって初めて詳しい条件が提示され、「想定していた条件と違った」と辞退やミスマッチにつながることがありました。

そこで、最初から年収などの条件を開示することで情報の不透明さをなくし、企業様と候補者様がお互いに納得したうえで向き合える仕組みを設けています。

「期間限定開催」としている背景について教えてください

田井:転職ドラフトでは、開催期間を約2週間に限定しています。締め切りがあることで、企業様にも「この期間で採用活動に取り組む」という適度な緊張感が生まれます。

また、候補者様は開催ごとに参加するため、転職への関心が高い方と接点を持ちやすいことも特徴です。スカウトの返信率は約87〜90%となっています。

一般的な媒体では、スカウトを送っても返信が返ってこないことは珍しくないと思います。転職ドラフトでは辞退される場合でも基本的に返信が返ってきますし、その際に辞退理由も合わせて届きます。

どういった理由で辞退されたのかをもとに次回に活かせるので、PDCAを回しやすい仕組みになっています。

企業様にとっても、いつスカウトを送るのかといった採用計画を立てやすく、現場を巻き込んだ採用活動につなげやすい仕組みです。

開催の頻度やユーザーの入れ替わりについて教えてください

田井:転職ドラフトは毎月開催しており、月によって変動はありますが、毎月600〜800名ほどの方がアクティブに参加しています。

そのうち150〜200名ほどが新規参加者で、しばらく期間を空けて再び参加される方もいます。毎月およそ半数のユーザーが入れ替わるため、企業様にとっては継続利用していても、新しい候補者様と出会いやすいことが特徴になります。

仮に参加者が少ない月であっても、参加されている方は全員がアクティブな状態なので、スカウトを送ったときの返信や反応はあまり変わりません。

転職ドラフトのレジュメにはどのような特徴がありますか

田井:転職ドラフトでは、参加登録時に運営チームがレジュメの内容を確認し、必要に応じて添削やブラッシュアップのサポートを行っています。

プロジェクトの概要だけでなく、直面した課題や取り組み、成果まで詳しく記載されているため、企業様も候補者様の経験を把握しやすくなっています。

また、「キャリアビジョン」や「キャラクター」といった項目もあり、スキルだけでなく、価値観や今後歩みたいキャリアやビジョンも確認することができます。最近では、AIとの対話を通じて職務経歴を深掘りできるサポート機能も提供しています。

他媒体との違いや使い分けについて教えてください

田井:転職ドラフトでは、テンプレート文や一括スカウト送信ができない仕組みになっています。同じ文章を繰り返し送ろうとするとエラーになるため、候補者様のレジュメを読んだうえで、一人ひとりに合わせた指名を送ることが前提です。

豊富なレジュメ情報をもとに、「なぜあなたに声をかけたのか」を伝えやすいことも特徴です。

実際に、レジュメを読み込んだうえで送られた指名に対しては、候補者様から「担当者が自分のレジュメを読み込んでくれている」と受け取っていただけます。データ上、そうした指名には年収を60万〜70万円引き上げたときと同程度の価値があることも分かっています。年収以外の部分でも勝負ができる、という点は強くお伝えしたい部分です。

また、約2週間の開催期間中は転職ドラフトで集中的にアプローチし、それ以外の期間は他媒体で中長期的に候補者様との接点を持つなど、複数の採用手法を組み合わせて活用いただけます。

<転職ドラフトはどんな企業と相性が良いか>

参加企業にはどのような特徴がありますか

田井:参加企業の6〜7割ほどが、スタートアップやベンチャー企業です。

特に、事業成長を担うコア人材を採用したい企業様や、テクノロジーの力で事業を伸ばしていくためにエンジニア採用を強化したい企業様に選ばれる傾向があります。

企業フェーズそのものよりも、経験豊富なエンジニアを本気で採用したいかどうかが、転職ドラフトとの相性を考えるうえでは重要だと思います。

スタートアップ・ベンチャーが採用で差別化するには何が重要ですか

田井:転職ドラフトには、組織や文化を1から作りたい方や、未成熟な組織を自ら変えていくことに魅力を感じるエンジニアの方も多く参加しています。

そのため、知名度や条件だけで勝負するのではなく、「入社したらどのような組織課題を変えられるのか」「どのような挑戦ができるのか」を具体的に伝えることが重要です。

経営陣や現場のエンジニアも採用の前線に立ち、自社ならではの課題や期待を直接伝えられる企業様は成果につながりやすいと思います。

<転職ドラフトで成果が出る企業/出ない企業>

成果が出ている企業は、どのように運用していますか

田井:成果が出ている企業様は、スカウト業務を現場の方の「隙間時間」に任せるのではなく、あらかじめ採用活動の時間を確保しています。

日程調整などの実務は別の担当者が担うなど、役割分担を明確にし、現場が本当に必要な部分に集中できる体制を作っている企業は成果が出ている印象があります。

活用がうまくいかない企業にはどのような特徴がありますか

田井:エンジニア採用の知見がない状態で、採用担当者だけですべてを運用しようとすると、活用のハードルは高くなります。

転職ドラフトでは、スカウトを送る段階で候補者様を評価し、年収を提示する必要があります。候補者様の経験を読み込み、適切な年収や期待する役割を考えたうえで指名するため、現場のエンジニアや、年収について意思決定できる経営陣・事業責任者を巻き込めるかどうかが重要になります。

ただ、採用担当者様だけでは適切な年収がわからないというケースもあると思います。転職ドラフトでは候補者様に対する市場の評価や年収水準も確認できるので、自社の給与テーブルが十分に定まっていない場合でも、市場データを参考にしながら条件を検討いただけます。

また、開催期間中にスカウトを送る時間を確保できないなど、継続的な運用体制を作れていない場合も成果につながりにくい傾向があります。

カスタマーサクセスによる伴走支援について教えてください

田井:スカウトをご利用いただいている企業様にはカスタマーサクセスの担当が入り、毎月の開催終了後に振り返りミーティングを実施しています。

転職ドラフトはデータを多く持っているため、その企業様が指名を送った候補者様に対して他社がどのような指名を出していたか、辞退理由や承諾理由はどうだったかまでお伝えできます。そこから「この候補者様はこういう志向をお持ちなので、次はこう変えましょう」といった具体的な改善について細かくすり合わせをしています。

年収についても、一定のスキル帯であれば平均的な水準や「希望年収に対してプラスいくら、マイナスいくらであれば承諾されているか」といったデータも提供しています。

カスタマーサクセスのMTGに関しては、採用担当者様だけではなく、事業責任者の方にも参加いただくことで、採用市場への理解を組織全体に還元する機会としてご活用いただいています。

<エンジニア採用市場の「いま」> 

ハイクラスエンジニアの採用市場をどう見ていますか

田井:エンジニアの年収水準は上昇しており、「ハイクラス」の基準自体も変化していると感じています。

転職ドラフトでは2024年から、年収1,000万円以上の指名を対象としたハイクラス会も実施してきました。

今後も市場の変化に合わせながら、「ハイクラス=1,000万円」という従来の基準にとらわれず、新しいマッチング機会を作っていきたいと考えています。

エンジニアのキャリア観はどのように変化していますか

田井:転職ドラフトの「キャリアビジョン」を見ると、以前のように「どの技術を身につけたいか」だけではなく、「その技術を使って何を実現したいか」を重視する方が増えています。

AIの進歩によってどのスキルができるだけだと代替されてしまうという意識になっていると感じています。社会にどのような価値を提供したいのか、好きなプロダクトをどう成長させたいのか、自分の経験を次の環境でどう生かせるのか、といった視点に変化してきています。

AI活用も特別なスキルというより前提になりつつあり、「AIを使えるか」だけではなく、それをどのように事業価値へつなげられるかが重視されるという変化が起こっていると思います。

<今後の展望>

今後、どのような機能・支援を強化していきたいですか

田井:機能面では、AIでレジュメを解析し、人事の方だけでも候補者様の可能性を見つけやすくするツールの開発を進めています。

また、より効率的にスカウトを運用できる環境を整え、採用担当者様の負担を減らしていくことも今後のテーマです。

オンラインの機能だけでなく、「転職ドラフトビジネスサミット」や「転職ドラフト HR Meetup」といった場も通じて、企業様同士が採用の成功事例や失敗事例を共有できるコミュニティを作っていきたいと考えています。


スカウト媒体・ATSの選定でお悩みなら「Recboo」

Recbooでは、シードのスタートアップから上場企業まで幅広い企業の採用支援を行っており、媒体やATSの選定・導入についてもご相談いただけます。「自社のフェーズに合うのはどのツールか」といったご相談も歓迎しています。


こちらの記事の監修者

株式会社ノックラーン代表取締役

福本 英Fukumoto Akira

株式会社ビズリーチ(現Visional)で約100社のスタートアップ/ベンチャー企業・外資系企業・日系大手企業の中途採用コンサルティングに従事。その後、AIスタートアップにて採用全体を統括し、上場に貢献。2022年に株式会社ノックラーンを創業し、3期目で株式会社エアトリ(東証プライム上場)へグループイン。主力事業「Recboo」にて、スタートアップ~上場ベンチャーを中心に、CXO・幹部クラス、研究者、AI人材など高難易度職種の採用、採用体制の0→1構築の支援行う。

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