採用マーケティング 2026.08.05

【2026年最新版】採用管理システム(ATS)16選比較|料金・機能・選び方を解説

【2026年最新版】採用管理システム(ATS)16選比較|料金・機能・選び方を解説

「採用業務が煩雑で手が回らない…」
「もっと効果的な採用戦略を立てたいけど、データ分析に時間が取れない…」

そんな悩みを抱える人事担当者の方はいませんか?

そのような悩みを、採用管理システム(ATS)が解決してくれるかもしれません。

本記事では、ATSの基本から種類、主要機能、導入メリットまでを徹底解説します。料金体系や使いやすさといった比較ポイント、そして導入時の注意点も網羅し、あなたの会社に最適なATS選びに役立つ情報が満載です。

最新情報を網羅したこの記事を最後まで読んで、ぜひ採用活動に役立てていただければ幸いです。


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採用管理システム(ATS)とは?

採用管理システム(ATS: Applicant Tracking System)は、企業の採用プロセスを効率化するために設計されたソフトウェアツールです。このシステムを活用することで、採用担当者は応募者の管理から面接調整、選考結果の追跡までを一元的に行えます。

従来の手作業での応募者管理やエクセル管理といった方法で発生する煩雑さやミスの軽減や、データ分析やレポート作成などの機能も簡単に利用でき、採用活動全体の効率化が可能になります。

採用管理システム(ATS)の種類

ATSにはさまざまな種類が存在し、企業の規模や業界、運用目的によって最適なシステムを選ぶことが重要です。

主にクラウド型、オンプレミス型、ハイブリッド型の3つのタイプに分類されます。

項目クラウド型オンプレミス型ハイブリッド型
特徴インターネットを通じてサービスを利用する形式で、導入が比較的簡単でコストも抑えられる。

現在はクラウド型がほとんど。
社内にサーバーを設置してシステムを運用するタイプで、セキュリティに強みがあるが、初期導入コストは高くなるクラウド型とオンプレミス型の利点を取り入れた形で、柔軟な運用が可能

採用管理システム(ATS)の基本機能

ATSは様々な便利な機能を備えており、採用活動をサポートします。以下に、基本的な機能を簡単にご紹介します。

機能できること
求人情報管理求人票の作成・更新、求人媒体への連携
応募者情報管理履歴書や職務経歴書、応募経路の一元管理
選考進捗管理書類選考・面接・内定までの進捗管理
日程調整候補者・面接官との面接日程調整
コミュニケーション管理メール送信、結果通知、連絡履歴の保存
データ分析応募数・通過率・内定承諾率などの可視化
外部ツール連携求人媒体、カレンダー、Web面接ツールなどとの連携

関連記事:採用の業務効率化ツール9選比較!ATSやAIツールの選び方も解説


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採用管理システム(ATS)16選の比較表

おすすめ採用管理システム(ATS)比較16選

ここでは、おすすめ採用管理システム(ATS)16選を比較します。自社にとってベストなものを選ぶ際にお役立てください。

HRMOS採用

ビズリーチが提供する「HRMOS採用」は、データに基づいた採用活動の可視化と分析により、効率化と戦略的な採用を支援するクラウドサービスです。豊富な連携機能と洗練されたUI/UXで採用業務をストレスなく実行できます。

また、ダイレクトリクルーティングや面接業務の効率化、詳細な採用データ分析に強みを持ちます。

加えて、カレンダー連携による日程調整や、チャットでの迅速なサポート、生成AIによる求人原稿作成などの独自の便利機能も大きな特徴です。

HRMOS採用の特徴

・採用業務の効率化(採用業務がハーモスで完結、日程調整が瞬時にできる、レポートを
自動作成など)
・採用データの分析や改善(ビズリーチ社による蓄積されたノウハウと支援)

HRMOS採用の料金

要問い合わせ

HERP Hire

株式会社HERPが提供する「HERP Hire」は、現場社員を巻き込む「スクラム採用」を強力に支援する採用管理プラットフォームです。

20以上の豊富な媒体と自動連携し、応募情報を一元管理でき、チャットツールと連携することで、書類選考や面接スケジュールに関しても迅速かつ直感的に管理できます。

また、職種別や経路別の採用進捗、通過率などをリアルタイムに可視化し、情報共有を円滑化させ、採用効率と結果への責任感を高めます。導入企業1,500社以上、顧客満足度No.1という実績の高さも特徴であるといえるでしょう。

HERP Hireの特徴

・現場メンバーをスムーズに巻き込める(コミュニケーションがSlackなどで完結・ミスマッチの低減など)
・採用業務の大幅な効率化ができる(30の求人媒体の応募情報を自動取り込み・日程調整を自動化など)

HERP Hireの料金

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PERSONA

株式会社アサインが提供する「PERSONA」は、新卒採用から中途採用まで全ての候補者の詳細な情報を自動収集し、高度な分析とAIによる提案で採用を後押しする採用統合プラットフォームです。

応募者情報を自動で読み取って候補者の属性データを収集し、これらのデータを20種類の分析軸で分析することで採用改善に取り組むことができます。

また、採用分析の結果はグラフによって可視化されるので、直感的で使いやすいUIが魅力です。

PERSONAの特徴

・新卒・中途採用合わせて600以上の媒体と連携
・候補者情報の自動化と高度な分析
・使いやすいUI

PERSONAの料金

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MyTalent Hire

MyTalent Hireは、従来のATSでは解決できなかった「工数削減」と「採用力の強化」を同時に実現できるのが特徴の「AIネイティブ次世代採用管理システム」です。

AIが職務要件をもとに応募書類を評価し、候補者とのマッチ度を自動で提案、選考管理、面接評価、日程調整、エージェント管理など採用に関する業務を効率化できる点が魅力になります。

MyTalent Hireの特徴

・AIが人事担当者業務を支援
面接調整や書類選考などのオペレーション業務をAIが支援。単に管理するだけでなく、オートメーション化により全ての業務が効率化可能に。

・コストを抑えた採用を実現できる
リファラル、アルムナイ、HP、ブランディングなど、各種採用マーケティングチャネルに加えエージェントなどを統合的に管理して母集団形成が可能に。

・自動で候補者資産が増える
中途・新卒でATSを別々に管理、選考が終われば候補者データは削除など今まで掛け捨てていた候補者データを資産に変え、再度候補者にアプローチが可能な体制に。

MyTalent Hireの料金

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i-web

株式会社ヒューマネージが提供する「i-web」は、応募者管理、採用フロー設計、採用サイト作成に至るまで各採用フェーズで必要な機能をすべて備えた採用管理システムです。

採用のあらゆるデータを一元管理することで業務効率化が見込めるだけでなく、蓄積した採用データをもとにすぐに施策改善に活かすことができます。

特に、適性検査ツールと連携している採用管理システムは珍しく、その他にもオンライン面接ツール、カレンダーなどの外部ツールと多数連携していて、スムーズな運用が可能になります。

i-webの特徴

・柔軟な採用設計ができる(応募者の属性分類や職種、部門ごとに採用設計を支援)
・適性検査ツールと連動
・採用サイト作成ツールを搭載

i-webの料金

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MOCHICA

株式会社ネオキャリアが提供する「MOCHICA」は、LINEと連携することで学生への効果的なアプローチや応募者とのスムーズなコミュニケーションに強みを持つ新卒採用向けの採用管理システムです。

学生の状況やニーズに合わせた情報をLINEを通じて配信することでより効果的なアプローチを実現します。

加えて、専任のサポート担当者が伴走してくれるので、課題に合わせて採用改善しながら安心して業務に取り組める点が魅力です。

MOCHICAの特徴

・LINEによる学生とのスムーズなコミュニケーションを実現
・担当者によるサポートが得られる

MOCHICAの料金

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ACCESS ON LINE

株式会社マイナビが提供する「ACCESS ON LINE」は、採用のすべての工程をオンライン上で管理することで採用負担を減らし、マイナビとの連携でスムーズな業務を促進する新卒採用特化の採用管理ツールです。

内定者フォローや経年で候補者情報の蓄積など採用フェーズ以外に特化したバージョンやリファラル採用・OBOG訪問受付等の採用周辺の取り組みを支援する機能など取り組みに合わせて利用できます。

また、Webセミナー・Web面接システム・Web適性テストなど新卒採用でよく見られる取り組みを支援するサービスと連携しています。

ACCESS ON LINEの特徴

・新卒採用に特化している
・マイナビとのスムーズな連携
・採用情報のすべてをオンライン上で管理できる

ACCESS ON LINEの料金

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JobSuite CAREER

株式会社ステラスが提供する「Job Suite CAREER」は、中途採用の実務に特化した、機能・使いやすさ・安全性・サポート・実績のバランスに優れた採用管理システムです。

1,000社以上の導入実績と20年以上のノウハウを活かし、契約継続率95%以上の信頼性と満足度を兼ね備えています。

性能としては、サービス全体としての使いやすさが魅力であるといえ、メールと電話での丁寧なサポート、専任スタッフによる継続的な活用支援も提供し、中途採用業務の効率化はもちろん、採用力アップに貢献します。

JobSuite CAREERの特徴

・実務にこだわった機能(簡単な初期設定、選考プロセスの管理のしやすさ、安定した動作パフォーマンスなど)
・複雑な機能や操作を極力なくすことで、使い始めからカンタン
・徹底した安全性(プライバシーマーク、および情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の取得・運用)

JobSuite CAREERの料金

月額5万円~

クラウドハウス採用

株式会社Techouseが提供する「クラウドハウス採用」は、自社採用サイトを簡単に作成し、オウンドメディアリクルーティングを強力に推進する採用管理システムです。

IndeedやGoogleしごと検索と連携できる点や、豊富なデザインパターンとカスタマイズ機能で、企業の魅力を最大限に伝えられます。

さらに、AIによる求人記事作成支援や履歴書作成機能など、応募者の獲得と離脱防止を徹底サポートします。

そして、自社サイト経由の採用を増やし、求人媒体費用の削減や質の高い人材獲得に貢献し、集客から採用管理まで一元化して支援する点が特徴であるといえます。

クラウドハウス採用の特徴

・媒体連携・応募流入先の拡大、基本機能を標準搭載で応募者管理も可能
・採用のプロフェッショナルチームによる専属サポートで、採用・集客の改善や一新へ
・採用管理システムとWEB制作会社のメリットを併せ持つ

クラウドハウス採用の料金

月額3万円~

sonar ATS

Thinkings株式会社が提供する「sonar ATS」は、新卒・中途採用を一元管理し、煩雑な採用業務を自動化することで「より良い採用活動」を実現する採用管理システムです。

1,600社以上の導入実績を誇り、応募者への自動連絡、選考フローの可視化、データ集計・分析を効率化します。

主要サービスとの連携もスムーズで、採用に必要なHRサービスをワンストップで導入できる「sonar store」も魅力です。また、直感的な操作で複雑な選考フローも簡単に作成できる点も大きな特徴であるといえます。

sonar ATSの特徴

・操作しやすいシンプルな画面で、採用業務を効率化
・ドラッグ&ドロップの直感的な操作で採用フローを作成できる
・業界最大級のHRサービス連携実績

sonar ATSの料金

月額2.2万円~

ジョブカン採用管理

株式会社 DONUTSが展開している「ジョブカン採用管理」は、求人募集から採用までを一括管理し、効率的な採用活動を支援するクラウドサービスです。

IndeedやGoogleしごと検索を含む10以上の求人媒体、LINEやSlackなどのツールと連携が可能であり、応募者情報の自動登録や一元管理、選考状況の可視化で、人事担当者の業務負担を軽減します。

また、自社採用サイトの簡単作成、候補者とのスムーズなコミュニケーション、採用進捗の分析機能も搭載され、特にジョブカン勤怠管理との連携は独自の特徴であるといえるでしょう。

ジョブカン採用管理の特徴

・自社の採用サイトを簡単に作成でき、求人情報を自動で掲載
・あらゆる経路からの候補者情報を一元管理でき、候補者やエージェントとのやりとりも容易
・日程調整や選考のフィードバックもジョブカンで完結し、採用の進捗や分析結果も一目で把握可能

ジョブカン採用管理の料金

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※30日間の無料お試しが可能

リクナビHRTech 採用管理

株式会社リクルートが提供する「リクナビHRTech採用管理」は、リクルートが提供する完全無料の中途採用向け採用管理システムです。

ユーザー数や紹介会社数、応募者数に上限はなく、コストをかけずに導入することができます。

また、Excelのようなシンプル操作で、候補者の選考状況や選考分析を簡単に行うことが可能で、採用業務の工数削減や情報共有の円滑化、充実したサポート体制も魅力です。無料で高機能なATSを利用したい企業におすすめであるといえるでしょう。

リクナビHRTech 採用管理の特徴

・あらゆる求人サイトにAIが自動掲載(応募数、採用単価を大幅に改善)
・提携媒体150以上の独自の求人ネットワーク
・応募管理に役立つ便利機能がたくさん

リクナビHRTech 採用管理の料金

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HR PRIME

HR PRIMEは、LINEを利用して採用業務工数の削減と、採用成果の向上を実現するサービスです。

応募者との連絡を自動化するなど、コミュニケーションコストや雑務の削減し、学生情報の一括管理や数値分析など、採用の課題を可視化することにも繋がります。

さらに、学生の選考ステップや基本情報に合わせたメッセージ配信を行うことで、選考進捗率がアップし、説明会参加率が4倍になる事例もあります。

また、専任のカスタマーサポートが導入から運用まで充実したサポートを行うため、導入もスムーズに行うことができるでしょう。

HR PRIMEの特徴

・コミュニケーションコストと20%以上の雑務を削減
・学生の個人情報やアンケート結果、履歴書やエントリーシートなどの一括管理が可能
・LINE公式アカウントの新設から導入~運用までトータルサポート

HR PRIMEの料金

〇LINEプラン:20,000円〜/月
〇ATSプラン:26,500円〜/月
※12ヶ月以上の契約の場合、初期費用は無料

HITO-Link リクルーティング

パーソルが提供する「HITO-Linkリクルーティング」は、40以上の求人媒体やカレンダーシステムと連携し、採用業務の負担を大幅に削減できる採用管理システムです。紹介会社とも連携することで、あらゆる情報を一括管理できます。

また、様々な分析軸でカスタマイズできるレポート機能により、採用の課題発見を支援し、採用活動を強化します。

業界トップの求人媒体連携数で新卒採用から中途採用まで幅広い業界・業種の採用に活用することができます。

HITO-Link リクルーティングの特徴

・採用業務の圧倒的な自動化(40以上の媒体からの候補者自動取り込み、Outlook/Googleカレンダーとのリアルタイム連携による日程調整など)
・カスタマイズレポート機能を活用したデータドリブンな採用改善

HITO-Link リクルーティングの料金

月額利用料金5万円〜
※プランやオプション機能によって変化

採用一括かんりくん

HRクラウド株式会社が提供する「採用一括かんりくん」は、履歴書や面接記録などの採用情報を一元管理し、定型業務を自動化することで、効率的でストレスのない採用活動を支援する採用AIエージェントです。

また、新卒採用と中途採用それぞれに即した機能を用意しており、採用手法に応じた柔軟な採用計画の実行が可能です。

加えて、ユーザー数やデータ数が増えても追加コストが必要ないため、採用コストを抑えながら、過去比較やタレントプール構築が実現できます。

3ヶ月間の専門の担当者のサポートなど安心してシステムを使うための支援も充実しています。

採用一括かんりくんの特徴

・ユーザー数やデータ量が増えても低コストで利用可能
・柔軟な採用機能(新卒・中途に応じた使い分け・リアルタイムな分析機能など)
・充実の利用サポート

採用一括かんりくんの料金

要問い合わせ

RPM

株式会社ゼクウが提供する「PRM」は、豊富な媒体連携、応募者対応や求人作成の自動化を強化することで、大量採用における利用効果を最大化できる採用管理システムです。

国内最大級の400媒体と連携しており、応募者情報の自動取得で工数削減に貢献します。

また、リマインドや面接予約などの応募者対応を自動化することで、候補者体験の向上が期待できます。

RPMの特徴

・連携媒体は400種類で国内最大級
・自動化で大量採用に強い(応募情報の自動取得・応募者対応の自動化・求人作成の自動化)

RPMの料金

基本機能 月額8.5万円〜
※プランによって変動

採用管理システム(ATS)を導入するメリット

採用管理システムを導入すると、応募者情報や選考状況をまとめて管理でき、採用担当者の負担を軽減できます。ここでは、代表的な3つのメリットを解説します。

採用業務を効率化し、担当者の工数を削減できる

採用管理システムを導入すると、応募者情報の登録や選考状況の更新、面接日程の調整、メール送信などを一つの画面で行えます。Excelや複数の求人媒体を行き来する必要が減るため、情報の転記や確認にかかる時間を短縮できるでしょう。

選考状況を自動で集計できるシステムなら、進捗確認や社内報告の負担も抑えられます。その結果、採用担当者は事務作業だけに追われず、候補者との面談や求人内容の改善、採用計画の見直しといった重要な業務に時間を使いやすくなります。

担当者が少ない企業ほど、導入による効率化を実感しやすいでしょう。

採用データを可視化し、選考の歩留まりを改善できる

採用管理システムには、応募数や書類選考通過率、面接通過率、内定承諾率などを集計できる機能があります。採用経路や職種ごとの数値を比較すれば、候補者がどの段階で離脱しているのかを把握しやすくなるでしょう。

例えば、応募数は多いものの面接への移行率が低い場合は、選考基準や連絡までの時間に問題がある可能性があります。内定辞退が多ければ、面接時の説明や内定後のフォローを見直す必要があるかもしれません。

担当者の感覚だけで判断せず、蓄積されたデータをもとに改善を続けることで、採用活動の歩留まりや費用対効果を高めやすくなります。

関連記事:採用の歩留まりとは?計算方法・平均値、低下する原因や改善方法を解説

候補者への対応を迅速化し、候補者体験を高められる

採用管理システムを活用すると、面接案内や選考結果の連絡、日程調整などを効率よく進められます。候補者ごとの連絡履歴も一元管理できるため、返信の遅れや案内漏れ、同じ内容を重複して送るといったミスを防ぎやすくなるでしょう。

採用活動では、企業からの連絡が遅いことを理由に、候補者が他社の選考を優先するケースもあります。迅速で分かりやすい対応を続ければ、候補者の不安を減らし、企業に対する印象も高められます。

ただし、定型文を自動送信するだけでは機械的に感じられる場合もあるため、重要な場面では候補者に合わせたメッセージを添えましょう。

採用管理システム(ATS)の選び方・比較ポイント

採用管理システムは、搭載機能や料金、得意とする採用領域がサービスごとに異なります。自社に必要な条件を整理したうえで、複数の製品を比較しましょう。

自社の採用課題に合った機能があるか

採用管理システムを選ぶ際は、機能の多さではなく、自社の課題を解決できるかを確認することが大切です。

例えば、応募者情報が複数の媒体に分散している場合は、求人媒体との連携や応募者情報の自動取り込み機能が役立ちます。面接日程の調整に時間がかかっているなら、カレンダー連携や候補日の自動提示機能を確認しましょう。

選考の歩留まりを改善したい企業には、採用経路別の通過率や辞退率を分析できる機能が向いています。目的が曖昧なまま高機能なシステムを契約すると、使わない機能に費用を支払うことになりかねません。まずは現状の業務と困りごとを整理し、必要な機能に優先順位を付けましょう。

関連記事:採用チャネルの選び方を解説!効率的に活用する方法や準備もご紹介

採用区分や採用規模に対応しているか

採用管理システムによって、新卒採用、中途採用、アルバイト採用など、得意とする採用区分は異なります。新卒採用では説明会やインターンシップの管理、中途採用では人材紹介会社やスカウト媒体との連携が重要になるでしょう。

店舗数が多い企業や大量採用を行う企業では、拠点ごとの権限設定や複数求人の一括管理ができるかも確認が必要です。また、現在の採用人数だけでなく、将来的に応募者数や利用者数が増えた場合でも運用できるかを確かめてください。利用人数や登録候補者数に上限があるサービスもあるため、料金プランの条件まで確認しましょう。

自社の採用方法と規模に合わないシステムを選ぶと、導入後に別の管理方法が必要になる可能性があります。

関連記事:「採用ペルソナ」とは?成功に繋がる効果的な作り方と活用法を解説

料金と必要な機能のバランスが取れているか

採用管理システムの料金を比較するときは、月額料金だけでなく、初期費用や追加料金を含めた総額を確認しましょう。

サービスによっては、利用者数や求人件数、応募者数に応じて料金が変わります。求人媒体との連携やデータ分析、採用サイト作成などが有料オプションになっている場合もあるため注意が必要です。料金が安くても必要な機能を追加した結果、想定より費用が高くなる可能性があります。

一方で、すべての機能が含まれた高額なプランを選んでも、十分に活用できなければ費用対効果は上がりません。導入によって削減できる作業時間や人件費も考慮し、自社に必要な機能を無理のない予算で利用できるサービスを選びましょう。

関連記事:採用予算の決め方とは?相場観やコストを抑えるコツも解説

担当者や面接官が使いやすいか

採用管理システムは、採用担当者だけでなく、現場の面接官や責任者が利用することもあります。そのため、機能が充実しているかだけでなく、画面が見やすく、必要な操作を迷わず行えるかを確認しましょう。

操作が複雑なシステムを選ぶと、担当者への質問が増えたり、評価の入力が後回しになったりする可能性があります。スマートフォンから面接評価を入力できるか、権限ごとに必要な情報だけを表示できるかも重要な確認項目です。

無料トライアルやデモでは、実際の応募者登録や選考ステータスの変更、面接評価の入力などを試してください。日常的に利用する担当者や面接官にも触ってもらい、無理なく運用できるか判断しましょう。

外部ツールとの連携に対応しているか

すでに利用している求人媒体やカレンダー、Web面接ツールなどと連携できるかも確認しましょう。

求人媒体との連携に対応していれば、応募者情報を手作業で転記する負担や入力ミスを減らせます。GoogleカレンダーやMicrosoft Outlookと連携できるシステムなら、面接官の予定を確認しながら日程を調整しやすくなるでしょう。チャットツールや人事労務システムと連携できれば、選考中の情報共有や入社手続きも円滑に進められます。

ただし、連携可能と記載されていても、利用中のプランでは対象外となる場合や、追加費用が発生するケースがあります。必要なツールの名称と連携範囲を具体的に確認してから契約してください。

セキュリティとサポート体制が十分か

採用管理システムでは、氏名や住所、職歴などの個人情報を扱うため、セキュリティ対策を必ず確認しましょう。通信の暗号化やアクセス権限の設定、操作履歴の保存、定期的なバックアップなどが主な確認項目です。プライバシーマークや情報セキュリティに関する第三者認証の取得状況も判断材料になります。

また、導入時の初期設定やデータ移行、操作方法について、どのような支援を受けられるかも重要です。問い合わせ方法がメールだけなのか、電話やオンライン面談にも対応しているのかを確認してください。

サポートの対応時間や費用もサービスによって異なります。社内にシステムの専門知識を持つ人が少ない場合は、導入後まで丁寧に支援してくれるサービスが安心でしょう。


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採用管理システム(ATS)の導入で失敗しないための注意点

採用管理システムは、契約するだけで採用課題が解決するものではありません。導入目的や運用方法を社内で整理し、継続して活用できる体制を整えましょう。

導入目的と解決したい課題を社内で共有する

採用管理システムを導入する前に、何を改善するために利用するのかを社内で共有しましょう。目的が明確でなければ、担当者によって使い方が異なり、必要な情報が正しく蓄積されない可能性があります。

例えば、応募者情報の一元管理を目的とするのか、日程調整の負担軽減や歩留まり改善まで目指すのかによって、必要な機能や運用方法は変わります。採用担当者だけで決めるのではなく、面接官や部門責任者にも現状の課題を確認してください。

そのうえで、導入後に達成したい目標を具体的に設定しましょう。対応時間や入力漏れの件数、選考期間など、導入前後で比較できる指標を決めておくと、効果を判断しやすくなります。

関連記事:採用計画の立て方を徹底解説!実施する際に注意すべきポイントも紹介

無料トライアルやデモで操作性を確認する

資料や公式サイトだけで判断せず、無料トライアルやデモを利用して実際の操作性を確かめましょう。機能の一覧では自社に合っているように見えても、画面構成や操作の流れが複雑で、現場では使いにくい場合があります。

応募者情報の登録や検索、選考ステータスの更新、面接日程の調整、評価の入力など、日常的に行う作業を一通り試すことが大切です。可能であれば、採用担当者だけでなく、面接官や責任者にも操作してもらいましょう。

また、スマートフォンでの使いやすさや、問い合わせへの対応速度も確認しておくと安心です。試用期間中に気になった点を整理し、契約前に解決できるか担当者へ質問してください。

運用担当者と社内ルールを決めておく

採用管理システムを安定して活用するには、誰がどの情報を入力し、いつ更新するのかを決めておく必要があります。担当者やルールが曖昧だと、選考状況が更新されず、システム上の情報と実際の進捗が一致しなくなるでしょう。

応募者情報の登録方法、面接後の評価期限、選考ステータスを変更する担当者などをあらかじめ定めてください。個人情報を扱うため、閲覧や編集ができる範囲も役割に応じて設定することが大切です。

また、担当者の異動や退職に備えて、操作手順をマニュアルに残しておきましょう。導入直後は定期的に利用状況を確認し、入力されにくい項目や使われていない機能があれば、運用方法を見直す必要があります。

採用管理システム(ATS)に関するよくある質問

採用管理システムの料金や導入の必要性について、疑問を持つ担当者も多いでしょう。ここでは、導入を検討する際によくある質問に回答します。

無料で利用できる採用管理システムはありますか?

採用管理システムのなかには、初期費用や月額料金がかからない無料プランを提供しているサービスがあります。ただし、登録できる求人や応募者の数、利用できるアカウント数、データ保存期間などに制限が設けられていることが一般的です。

基本機能は無料でも、求人媒体との連携やデータ分析、メールの一括送信などを利用するには有料プランへの変更が必要な場合もあります。採用人数が少なく、まずは応募者情報をまとめて管理したい企業には、無料プランが適しているでしょう。

一方、複数職種の採用や大量採用を行う企業では、機能や容量が不足する可能性があります。無料かどうかだけで選ばず、自社に必要な機能と利用条件を確認してください。

Excelによる応募者管理とは何が違いますか?

Excelでも応募者情報や選考状況を管理できますが、情報の更新や共有を手作業で行う必要があります。複数の担当者が同じファイルを編集すると、入力内容の重複や更新漏れ、誤って情報を削除するなどの問題が起こりやすくなるでしょう。

採用管理システムでは、応募者情報や選考履歴、面接評価、連絡内容を一つの場所にまとめられます。求人媒体から応募情報を自動で取り込んだり、日程調整やメール送信を効率化したりできる点も大きな違いです。

また、担当者ごとに閲覧権限を設定できるため、個人情報も管理しやすくなります。応募者数や関係者が増え、Excelでの管理に負担や不安を感じ始めた段階が、導入を検討する目安です。

中小企業でも採用管理システムを導入すべきですか?

中小企業でも、応募者対応や選考管理に負担を感じている場合は、採用管理システムを導入する価値があります。採用担当者がほかの人事業務や総務業務を兼任している企業では、日程調整やメール送信を効率化できるだけでも負担軽減につながるでしょう。

一方で、年間の応募者数が少なく、Excelや共有カレンダーで問題なく管理できている場合は、急いで導入する必要はありません。利用頻度が低いのに高額なサービスを契約すると、費用に見合った効果を得にくくなります。

まずは無料プランや低価格プランを試し、業務時間をどの程度削減できるか確認する方法がおすすめです。企業規模ではなく、応募者数や採用頻度、現在の負担を基準に判断しましょう。

関連記事:【2026年最新版】採用代行(RPO)36選比較!各社の特徴や料金などをご紹介

採用管理システムの導入にはどのくらいの期間がかかりますか?

導入までの期間は、サービスの種類や設定内容、移行するデータ量によって異なります。クラウド型の採用管理システムで、標準機能をそのまま利用する場合は、契約後数日から数週間程度で運用を始められることがあります。

一方、既存データの移行や求人媒体との連携、選考フローの細かな設定、社内研修が必要な場合は、1〜3か月ほどかかることもあるでしょう。

導入を急ぐあまり準備を省くと、運用開始後に入力方法や権限設定を変更する手間が増えます。利用開始日から逆算し、課題整理、製品比較、契約、初期設定、操作確認、社内周知の順に進めましょう。繁忙期を避けて導入すると、担当者や面接官も新しい操作に慣れやすくなります。

まとめ|自社の課題に合った採用管理システムを選ぼう

採用管理システム(ATS)は、煩雑な採用業務を効率化し、データに基づいた戦略的な採用活動を実現する強力なツールです。

クラウド型、オンプレミス型などの種類があり、応募者管理や選考管理、求人情報管理といった基本機能に加え、データ分析や連携機能も重要です。

料金体系、使いやすさ、セキュリティ、サポート体制などを比較検討し、無料トライアルやデモを活用して自社の課題とニーズに合ったATSを選びましょう。

本記事が、貴社にとって最適なATSとの出会いを導き、人材戦略の推進力となる一助となれば幸いです。

関連記事:
【2026年3月最新版】採用代行(RPO)36選比較!各社の特徴や料金などをご紹介
【最新版】採用コンサルティング会社9選比較 | 選び方とおすすめサービスを解説!

参考記事:
【2026年最新】採用管理システムのおすすめ比較10選!機能別や業種別に最適なシステムの選び方
採用管理システム比較21選|無料ATS・機能・メリットを徹底解説 –  しゅふJOB
採用管理システム(ATS)おすすめ18選(全35選)を徹底比較|無料期間があるものやシェアが高いものも


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こちらの記事の監修者

株式会社ノックラーン代表取締役

福本 英Fukumoto Akira

株式会社ビズリーチ(現Visional)で約100社のスタートアップ/ベンチャー企業・外資系企業・日系大手企業の中途採用コンサルティングに従事。その後、AIスタートアップにて採用全体を統括し、上場に貢献。2022年に株式会社ノックラーンを創業し、3期目で株式会社エアトリ(東証プライム上場)へグループイン。主力事業「Recboo」にて、スタートアップ~上場ベンチャーを中心に、CXO・幹部クラス、研究者、AI人材など高難易度職種の採用、採用体制の0→1構築の支援行う。

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