株式会社インバウンドプラットフォーム(情報・通信・観光)

属人化を脱却し「選ばれる企業」へ株式会社インバウンドプラットフォーム様がRecboo導入で実感した驚きの変化 

導入開始時期:上場

株式会社インバウンドプラットフォーム

訪日外国人や在留外国人が日本で安心して過ごせるよう、多国籍スタッフとともに幅広いサービスを展開する株式会社インバウンドプラットフォーム様。採用市場で埋もれずに自社の魅力をどう伝えるかなど、さまざまな課題があったといいます。

Recbooを導入してどんな変化があったのか。同社の取締役CFOの弓場氏、人事総務部長のHILL氏、採用担当の鹿原氏に詳しく伺いました(以下、敬称略)。

PROFILE

弓場 肇

会計・経営領域を軸にERPシステム導入や業務コンサルティングなどからキャリアをスタートし、直近5年はベンチャー企業で管理部門の管掌役員として従事。2023年7月、株式会社インバウンドプラットフォームに参画。2024年12月、取締役CFOに就任。上場準備から上場後の体制構築までをリードし、経営管理体制の強化を推進している。

JOSHUA HILL

15年にわたり金融業界や自動車業界など、複数の業界で人事業務に従事。2025年5月、株式会社インバウンドプラットフォームに総務人事部長として参画。現在は同社の組織開発とAIを活用した業務改善を推進している。

鹿原 祥美

ベンチャー企業にて、コールセンターや派遣会社の立ち上げや、人事、広報、秘書業務などに携わる。省庁への出向といった多様な経験を経て、最も関心の高い採用業務に特化する道を選び、2023年より株式会社インバウンドプラットフォームに参画。

訪れる人と地域をつなぐ、インバウンドの総合プラットフォームを運営

――御社の事業内容について教えてください。

弓場:当社は、「また来たい、日本」をビジョンに掲げ、訪日外国人や在留外国人の方々が日本で快適に過ごせるよう、その体験を支えるサービスを展開しています。

創業当初は、空港到着後すぐにスマートフォンを使えるよう、フリーWi-Fi環境が十分ではない日本においてモバイル通信サービスを主力に提供していました。

現在は、長期滞在者の地域誘致や、オーバーツーリズムに伴う混雑やマナー問題といった社会課題にも向き合っています。例えば、JR各社様と連携し 、駅の混雑緩和を目的としたチケット提供や、外国人向けウェブサイトで新幹線の乗り方やマナーを多言語で案内するなど、訪れる方だけでなく、迎える地域の方々も心地よくいられる環境づくりに取り組んでいます。

単なる旅行客向けサービスに留まらず、言語の違いによる情報非対称性やコミュニケーションの齟齬をなくし、「また来たい」と思っていただける日本の基盤をつくることを使命に、さまざまなサービスを提供しています。

――御社ならではの強みについてもお聞かせください。

弓場:当社の従業員の約4割は外国人スタッフです。国籍もアメリカや南米、韓国、東南アジア、中国、ヨーロッパなど10カ国以上にわたります。多様な国籍のメンバーが在籍していることで、サービス利用中に発生するトラブルや不明点にも、できる限りお客様の母語や近い言語で対応できる体制を整えています。こうした他社にはないタッチポイントは当社の大きな強みです。

また、マーケターや開発チームにも外国出身のメンバーが多く在籍しており、外国人目線でのユーザー体験をウェブサイトなどに反映しています。外国人スタッフ自身が「母国の人に日本の良さを届けたい」という思いを持って働いている点も大きな特長です。

自分たちの言葉でサービスの価値を伝えられる環境が、従業員の高いパフォーマンスと満足度につながっていると感じています。

求めていたのは伴走型支援のパートナー

――短期・中長期それぞれの視点で、どのような採用目標を描いているのでしょうか?

弓場:短期的には新サービス の立ち上げに伴い、事業の成長に合わせて必要な人材を着実に採用していくことを重視しています。 また、当社はグローバルへの活動拠点展開も進めているため、国や地域ごとの文化や市場の違いを捉えられる体制づくりも重要なポイントです。

国によってマーケティングやUI/UXの傾向は大きく異なります。そうした各国への対応ノウハウを社内にナレッジとして蓄積することが、サービスの幅を広げることにもつながります。そのため、今後もグローバル人材の採用には力を入れていく方針です。

中長期では、外部から即戦力を採用するだけでなく、社内で人を育て、文化を継承していくサイクルをつくることが大切だと考えています。その一つとして新卒採用にも取り組み、育成と採用の循環を仕組み化していく予定です。

――Recbooを導入いただく前は、どのような採用課題を抱えていたのでしょうか?

鹿原:当初はポジションによっては紹介会社を介さず、自社で人材を募っていました。もちろん、ダイレクトリクルーティング経由での応募もありましたが、返信率は一般的な水準で、満足のいく成果が出ていたわけではありませんでした。

面白い事業をやっている自負はあるのに、それを人材獲得につなげきれない。自社で人を集める力がまだ弱いというのが大きな課題でした。採用市場で埋もれずに自社の魅力をどう伝えていくか、そこにもっと力を注ぐ必要があると感じていました。

――導入を決定されるまでの社内での検討プロセスや、当時の期待感について教えてください。

弓場:当時の採用活動は、鹿原をはじめ外部メンバーに大きく支えてもらっていましたが、人的リソースにも限界がありました。 そうした中で、採用の手数を増やせることに加え、他のやり方も取り入れながら伴走してもらえる点が大きな魅力でした。

提供いただけるサービス内容も明確で、役員会での承認を得る際には「せっかくなら最大限活用して、ノウハウをしっかり吸収しよう」という前向きな声が多くあり、スムーズに契約まで進められました。

――比較検討の際に、パートナー選定で特に重視されたポイントについて教えてください。

鹿原:採用に関して豊富な知見を持つ方が入ってくださるだけでも大きなメリットではありましたが、それに加えて「実際に手を動かしてくれるパートナー」であることが理想でした。

ノウハウを教えていただくだけでなく、現場で一緒に動きながら進めてくれる存在を求めていたので、伴走型で支援してもらえるかどうかは特に重視していました。

Recboo導入後、スカウト返信率が2倍に

――実際に導入してみて、良かった点についてお聞かせください。

鹿原: 一番大きかったのは、課題だったスカウト返信率が目に見えて改善されたことです。返信率は導入前の2倍、開封率も1.2倍に伸びました。人事として長く採用に携わっていますが、この水準の成果は正直初めてで、本当に大きな変化だと感じています。

常に鮮度の高い情報を共有していただけたことも、大変ありがたかったです。今注目されている紹介会社や担当者の方につないでくださったり、既存のエージェントについても、より相性の良い担当者に切り替えてくださったりと、 きめ細やかな対応にとても感謝しています。

――今後、どのような企業にRecbooのサービスをおすすめしたいですか?

鹿原:一人で人事を担当していて相談相手がいない方や、立ち上げ期で専任の人事を置けず、他の業務と兼務しながら採用を進めている方にとっては非常に頼れるサービスだと思います。

実際に私自身も相談できる相手がいるだけで安心感がありましたし、必要に応じて一緒に手を動かしてもらえることで、負担が大きく減りました。

――今回ご一緒させていただくなかで、採用に関する新たな気づきや学びはありましたか?

鹿原:改めて「プロセスの重要性」に気付かされました。普段、採用活動を進めていると、どうしても応募数にばかり意識が向いてしまい、プロセスの細かい部分が後回しになることがあります。

実際、数を追うあまりに大切な部分がおざなりになってしまう場面もありました。

今回、Recbooさんがプロセスを一つひとつ丁寧に進め、手を動かしながら支援してくださる様子を見て、「やはりプロセスにしっかり向き合うことが結果につながる」と再認識できました。

――Recbooを導入いただいたことでどのような変化がありましたか?

鹿原:これまでスカウトリスト作成や送付に多くの時間を使っていたのですが、その時間を大幅に短縮できたことは非常に意義深い成果でした。空いた時間を使って、これまで手が回らなかった企画系の仕事に取り組むなど、クリエイティブな視点で採用に向き合えた3カ月だったと感じています。

世界各地でインバウンドサービスを提供する企業へ

――今後、Recbooに期待する支援内容があればお聞かせください。

鹿原:私は求職者の方と接点を持ってから自社のファンになっていただくまでの過程に最も力を注いでいます。そのため、その前段階の戦略部分に長けているパートナーさんがいてくださると、私の熱意にもより説得力が増すと感じています。現場だけでなく、上流の戦略設計を一緒に考えていただけるサポートが今後さらに充実すると心強いですね。

――今後の採用活動の目標について改めてお聞かせください。

HILL:これから入社してくれる新しいメンバーにとって、単に「給料が良いから」「勤務地が便利だから」という条件面だけで選んでもらうのではなく、「インバウンドプラットフォームだから働きたい」と思ってもらえる会社でありたいと考えています。選考の段階から当社の考え方やビジョンに共感していただければ、それが入社後の定着率にもつながるはずです。

そのためにも、ファーストコンタクトの段階から候補者の動機づけ要素をしっかり刺激できる仕組みを御社と一緒に引き続きつくっていければ嬉しいですね。

また、採用の現場にもっとAIを活用していきたいとも考えています。ただツールを導入するだけでなく、どの部分にどう活かすかといったノウハウを、コンサルティングの形で支えていただけると助かります。

――最後に、今後の展望についてお聞かせください。

弓場:現在は日本に訪れる外国人向けのインバウンドサービスが中心ですが、これからは海外にもサービスを広げていく予定です。

旅行をすると必ず必要になる移動手段やネットワーク環境の提供はもちろん、地域ごとの飲食店情報など、現地で「どんな体験ができるのか」を多面的にサポートしていきたいと考えています。

こうしたサービスの仕組みをしっかりテンプレート化し、まずはシンガポールを皮切りにアジア、そして欧米へと展開していきます。「どこでもインバウンドサービスを届けられる会社」を目指し、これからも積極的に挑戦を続けてまいります。

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